クルマに関する知識に自信のある皆さん、下記の問題、何番が正解か分かりますか?
「1967年以誕生し、300台余りが生産されたトヨタ2000GT、開発パートナーとなった二輪車メーカーは次のうちどれでしょうか? ①トライアンフ②カワサキ③デュカティ④ヤマハ」
こうした問題を60分で100問解く「くるまマイスター検定」。2014年から毎年開催されており、クルマ文化の発展や、クルマファンの醸成に貢献する一大イベントです。
2019年8月26日、都内で11月に開催される「くるまマイスター検定試験」の記者会見がありました。合わせて、主催するマイスター検定協会が選定する「ベスト・カー・フレンド賞」の贈呈式も開催。以下、その様子をお届けします。
文:吉川賢一 写真:鈴木祐子
■くるまマイスター検定とは?
「くるまマイスター検定」は、最難関の1級から、中級レベルの2級、初心者向けの3級、中学生以下を対象としたジュニア検定、そして今回から安全運転やメンテナンスに関する4級も行われます。1級の受検には、2級に合格している必要があります。
なお、冒頭でご紹介した問題は、2級で、過去に出た問題のひとつです(正解はもちろん④ヤマハ)。
■1級に合格するのは至難の業!
くるまマイスター検定の応援団、「おぎやはぎの愛車遍歴」などの番組進行役でお馴染みのモータージャーナリスト竹岡圭さんは、
「くるまマイスター検定は今回で8回目となります。自動車に関する総合知識を問う日本で唯一の検定試験です。学生の方、社会人の方、企業の方まで年々受験者が増えており、これまでで、のべ5万人以上が受験をしています。試験の他にも、WEBコミュニティや安全運転講習など、クルマのことを楽しく学ぶ活動をしています」
と、熱く語られ、また、その応援団長であるテリー伊藤さんは、
「クルマのソムリエのようなモノ! 名刺に書いてもいいので、とても箔が付きますよ!難関の1級は知り合いのクルマ雑誌の編集者の方でも9割は受からない! ベ○〇カーWebの方なんて、ほとんど落ちちゃってるんじゃないかな!?」
「1級の問題はいやらしい! 難しすぎる! ただ、10代20代でも1級を受けている子がいる! 子供のころからクルママニアっていうのはうれしいですね」
と、お話しされていました。
■くるまマイスター検定の攻略方法とは?
クルマの歴史から最新ニュース、技術トピック、カーライフなど、幅広くクルマの知識が問われますので、常にアンテナを張り、クルマへの好奇心を持つことに尽きます。なお、くるまマイスター検定において参考書となる『くるまマイスター検定公式ガイドブック』も用意されていますので、受験される方は、こちらは要チェックです。
過去には、ページの下のメモ欄に書かれていたマメ知識から出題されたこともありましたので、本当に隅から隅までガイドブックに目を通すことがポイントです。
■くるまマイスター検定公式ガイドブック クルマ情報自慢2019~2020 (別冊ベストカー)
また、くるまマイスターの公式ホームページにあるコミュニティ掲示板「カーデイズ」には、会員さん同士が例題を出題しあっています。回答を見るには会員登録が必要ですが、こちらもチェックされることをお勧めします。
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