【ジムニーは日常を旅にする】アフターパーツも続々登場!! 「ジムニー欲しい病」を克服する日がやってきた

■日常を旅する道具、まさにジムニーのことだ

 いやー河野社長のお話は面白かった。

 長時間にわたり、社長はいろいろな話をしてくださったのだが、うれしかったのは「新型ジムニーがここまでトンガれたのは、ハスラーのおかげだ」という指摘。

 確かにハスラーが普段使いの4駆という立場を担っているから、ジムニーは思い切ってハードに振ることができたわけだ。

ジムニーは現代のクルマ作りとしてはスパルタンな成り立ち(旧型オーナーは軟派になったなんて言う人も多いが)。それはハスラーというクロカン「風味」の実用車があったからこその割り切りだったと河野社長は言う

 長くハスラーのCMを務めさせていただいているももクロが、意外なところでジムニーとつながっていて感無量だ。

 いっぽう一番感動したのは、「日常を旅する」という考え方だな。日常生活の中でふと発見をしたり、人と出会ったりすること。そういったことはすべて旅だということだ。

 アピオでは、クルマを買ってくださったお客様に「トラベラーズノート」をプレゼントしているという。ジムニーで日常を旅して、その感動をここに記録してくださいという粋な計らいだ。

これが河野社長のトラベラーズノート。いやはや、もう芸術作品でしょう、これ!!

 河野社長自身も、このノートに日常を書き留めているそうだ。拝見させてもらうと、小さなスペースに微細な文字とイラストがびっしり描かれていてびっくりした。

 感心していたら、河野社長は工業デザイナーのご出身なのだという。拡大図をお見せできなくて残念だが、道理でプロ顔負けの出来栄えなわけだ!

 アピオさんのデモカーに河野社長と編集担当を乗せて、お店の近くを試乗していたら、クルマの前方をなにかが横切っていく。

60系のランクルみたいなシートカバーだな、と思った担当。それもそのはずランクル専門店「フレックス・ドリーム」とのコラボ作品とのこと。いいっすね!!

 猫にしては格好がヘンだと思ってよく見るとなんとタヌキ。公園の中に消えていく姿を見送って車内はすごく盛り上がったのだが、その時俺はふと思った。

「あ、日常を旅するってこういうことじゃん!」。

 まさに社長のおっしゃる通り、ジムニーは日常を旅する道具なのだった。

古材を作ったテーブル&チェアのセット。リアラッゲジスペースにピッタリとはまるのがかっこいいぞ

【画像ギャラリー】APIOの新型ジムニーデモカーはツボを押さえた正常進化!!

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