BooBooラウンジ第5回 マニュアル車が大好きな松重 豊さんが人馬一体[マツダロードスター]に試乗! 身長188㎝の長身で大丈夫!?

■マツダロードスターを採点チェック!

マツダロードスターの採点は5点満点で3.5点だった
マツダロードスターの採点は5点満点で3.5点だった

―撮影拠点に戻ってー

岡本:5点満点で、忖度なしに採点していただきたいと思います。マツダロードスターの採点はいかがでしょう。

松重:僕が付けました点数は3.5点です。最初に乗った印象よりは明らかに細かいマイナーチェンジを繰り返してどんどんよくなっている印象が強いですね。ハンドルのレスポンスとかアクセルのフィーリングが、ほんとにクルマと一体になっているのが非常によくわかります。

 ただ残念なのは、クルマのサイズ感と僕のサイズ感がちょっと合っていないということなんです。申し訳ない。開発する人にとっても、この大きな日本人だけは想定しなかったんじゃないところが……。まあ、ちょっと残念ながら体のサイズ感に合っていなかったということで、辛口の点数になってしまいました。

岡本:サイズ的に松重さんには狭かったですかね。

松重:それに運転席側の床に触媒を設置したために盛り上がっています。この位置っていうのが左ハンドルメインに考えられているのを感じます。日本のメーカーが造る日本車なのに左ハンドルメインに考えなきゃいけないっていう現実と、なんで右側通行じゃないんだという、イギリス倣えにしちゃったのかなというので悔やみました。

岡本:なぜ右側通行にしてしまったのか、ほんとにそう思います。

松重:それでその点数なんです。申し訳ない。

※     ※     ※     ※

 いかがだったでしょうか? Zに続いてマツダロードスターも3.5点となりました。次回はスイフトスポーツをお届けします!

【松重 豊 プロフィール】
俳優。1963年1月生まれ、福岡県出身。蜷川スタジオを経て、1992年、黒沢清監督『地獄の警備員』で映画デビュー。以降、舞台、ドラマ、映画と幅広く活躍。近年の主な出演作に、『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』(細川徹監督)、『ツユクサ』(平山秀幸監督)、『青春 18×2 君へ続く道』 (藤井道人監督)など。ドラマでは、『孤独のグルメ』シリーズ(テレビ東京)、『きょうの猫村さん』(テレビ東京)、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)など。また、エフエム横浜『深夜の音楽食堂』にてラジオパーソナリティも務め、雑誌クロワッサンで「たべるノヲト。」を連載中。2020年には自身初の書籍「空洞のなかみ」、2023年には枡野俊明さんとの共著「あなたの牛を追いなさい」を刊行する。現在、自身が主演、脚本、監督をつとめる2025年1月10日公開予定の劇映画『孤独のグルメ』を鋭意製作中。

【岡本幸一郎 プロフィール】
モータージャーナリスト。1968年5月生まれ。富山県滑川出身だが、父の仕事の都合で幼少期を横浜・小机で過ごした頃に早くもクルマに目覚め、街を走るクルマの車名をすべて言い当てるほどに。学習院大学卒業後、自動車情報ビデオマガジンの制作や自動車専門誌の編集に携わったのちフリーランスへ。あらゆるカテゴリーを幅広く網羅し、ユーザー目線での情報発信を身上としている。乗り継いだ愛車は25台。幼い男女二児の父。2004年より日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。2008年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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