6月14日に開催を控えている伝統のル・マン24時間レースで、TOYOTA GAZOO Racingがル・マン挑戦40周年を記念して特別なカラーリングでエントリー。なんと、あのTS020カラー復活とか涙が止まらないんだけど!!
文:ベストカーWeb編集部 鈴村朋己/写真:TOYOTA GAZOO Racing、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】TS020カラー復活とか歓喜!! 当時の写真と合わせて見比べてみて!!(11枚)画像ギャラリー40年のメモリアルイヤー!! テーマは過去と現在
2025年は、トヨタが世界3大レースのひとつであるル・マン24時間レースに参戦してから40年の節目の年。1985年から数えると合計61台のマシンが誕生し、5回の優勝と18回の表彰台、そして8度のポールポジションを獲得した。
このメモリアルイヤーを記念して、TOYOTA GAZOO Racingは6月14日から開催されるル・マン24時間レースにおいて、GR010は2台で異なるカラーリングでの参戦することが決定した。
8号車は現在を表現して、2025年シーズンを戦っているマッドブラックだが、なんと7号車は過去をオマージュしてTS020モチーフにした赤白カラーで参戦するという激熱っぷり!!
TS020は1998年と1999年に参戦したマシン。GT-ONEとしてのネーミングでも知られており、特徴的な空力デザインでファンの皆様を魅了したほか、ゲームソフトのグランツーリスモシリーズにも収録されたことで、幅広い世代に認知された人気車両でもある。
そして、このアグレッシブなプロトタイプカーの見た目ながら、ナンバー付きの公道走行可能モデルが存在していたという点もグッとくるポイントだ。
過去最高のル・マンにしてやるんだから
TS020のポテンシャルは非常に高く、1999年にはポールポジションを獲得。レースでもBMWと熾烈なバトルを繰り広げ、このレースのファステストラップを記録したものの、タイヤトラブルに泣き総合2位に終わった。結局、TS020はル・マンで優勝を飾ることなく役目を終えている。
TGRの2025 年シーズンはここまで3戦が終了し、未勝利。また直近2年のル・マン24時間レースにおいてもフェラーリに勝利の女神が微笑んでいる次第だ。世界各国のメーカーがエントリーして盛り上がりを見せているイマこそ、なんとしてでも勝利を掴みたいところ。
40年間、たくさんの悔しい思いをしてきた。あの時果たせなかった勝利の美酒を浴びようじゃないか。現在と過去、2台の異なるキャラクターでテッペンを取ってやる。














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