男気サーキット道場!? 小川直也が愛車のGT-Rでサーキットデビュー

■なんだこのブレーンバスターを食らったようなGは!!!

 リラックスしてピットアウト。しっかり後ろを見てコースイン。ここで「ショルダーアタック」なんてことになっちゃおしめえだ。

 TGRコーナーを抜けると下りになり、スピードが乗っていく。ウォォォォォォォォォォォ!! コカ・コーラコーナーからトヨペット100Rコーナーを抜け、BRAKE!! 迫るアドバンコーナー、ダイジョウブカ!? と一瞬不安がよぎったが、クリア。

 アクセルを踏み込んで300Rを駆け抜け、ダンロップコーナーへ! 15Rと最もきついこのコーナー、ものすごいGが193cm、120kgの俺の身体にのしかかる!

 ブレーンバスターを食らった時のように、一瞬空白の時間があって、頭から内臓まで強烈な衝撃が走った! やられたぜ! と思った次の瞬間、曲がれない、曲がれない、コースアウトだ。

 気を取り直してレクサスコーナーを慎重に立ち上がり、パナソニックコーナーからストレートへ。遙か遠く1コーナーが見えるa え~い行ってやれ。アクセルをストンピングするくらい踏み込んだ。

順調に走行を重ねる小川号。R35の性能はやはりサーキットでないと発揮できない
順調に走行を重ねる小川号。R35の性能はやはりサーキットでないと発揮できない

 オォォォォォォォォォ、スピードメーターが生き物のように上がっていく。ブレーキを踏む直前、ちらっと見たら254km/hを表示。やった、250km/hオーバー初体験! と思った次の瞬間。

 1コーナーが壁のように迫ってきた。やばい、オーバースピードだ! と思いながらブレーキをかけると、スーッと減速。これがブレンボの力かと納得。半面、その縦Gはコーナーに叩きつけられたよう。

 小さく大きく身体を揺さぶる縦横の強烈なGはツープラトンのブレーンバスターを食らったみたいな感覚。4周回ったけれど、正直いってこらきついぜ。

 中学時代の投げられても、投げられても、立て! と鍛えられた道場を思い出すぜ!そうか。ここはサーキット道場だったのか。

 まんまとベストカーにはめられた俺、腕を上げてリベンジさせてもらうぜ。待ってろよ、ベストカー!

あの小川直也が強烈なGに参っている!! すごいぞGT-R!!
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