■各チームで異なるタイヤの解釈と戦略
第2戦SUGOを終えても、ハンコックタイヤに対する感想は様々で、全体的にタイヤの特性を100%掴みきれていないという印象だ。その中で迎えるシーズン一番の長丁場レースということを考えると何が起きてもおかしくない。
昨年も大雨の影響で赤旗中断になったり、セーフティカー導入が何度もあるなど、波乱の展開となったのは記憶に新しいが、今年はそれとは違った“未知数”な展開が見られそうだ。
それだけに、第1戦もてぎ、第2戦SUGOとは異なった勢力図になる可能性も大きい。特に富士24時間は獲得できるポイントも非常に大きく、ここ制することができれば、シリーズチャンピオンに大きく近づくと言っても過言ではない。
それだけに序盤戦でうまく結果を残せなかったチームは、ここでの巻き返しを十分に狙っているだろう。それも含めると、例年以上にアツいバトルが期待できそうだ。
昨年はレース序盤のピットストップで火災に見舞われた888号車メルセデスAMG GT3が、マシン修復から見事な追い上げをみせて逆転で総合優勝を飾った。今年はどんなドラマが生まれ、どのチームが栄冠を手にするのか……。富士24時間レースから目が離せない。
■富士はレースだけじゃない!! 今年は熱気球まで飛ぶぞ
ここからは編集部員が富士24時間の意外な楽しみ方をお届けしよう。実は富士24時間は意外かもしれないがレース以外にもイベントが盛り沢山。家族連れでも楽しむことができるぞ。
リニューアルしたレストランでは朝食から夕食まで温かいメニューを堪能できるし、クレヨンしんちゃんのショーや、トヨタMIRAIから電源供給を受けて上映する屋外ムービーシアターなどバリエーション豊か。
時期柄不安に思う方も多い感染症対策も富士スピードウェイは徹底しているとのことだから、もしお出かけできる状況にあれば足を運んでみてはいかがだろうか? 当日券の発売もあるとのこと。詳しくは富士スピードウェイで検索して欲しい。
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