■日本人らしい、おもてなしの心で選手やチームを出迎えたい
モリゾウさんは、WRCをみんなで盛り上げたい、日本人らしい「おもてなしの心」で選手やチーム関係者を出迎えたいという。
「トヨタには勝田貴元選手がいて、フィンランド人のチャンピオン、ロバンペラ選手がいます。さらにフランス人の前チャンピオン、オジエ選手やイギリス人のエバンス選手もいます。みんながここ日本をホームだと思ってもらえるような雰囲気を作りたいですね」
さらにモリゾウさんは続ける。
「これはトヨタチームに限ったことではありません。オリンピックやワールドカップの時に事前合宿にやってきた選手たちを地元が応援し、もてなしたと記憶していますが、あの雰囲気は素晴らしい。いろんな国の国旗が翻り、どのチームや選手たちからも、『日本に来てよかった。また日本で走りたいな』と言ってもらえるような大会にできたらいいなと思います」
モリゾウさんの言うとおり、ラリージャパンを盛り上げるのは、ホスト国である我々なのだ。トップカテゴリーの選手や日本人選手だけでなく、すべての選手とチームに温かい声援を送ろう!
ラリージャパンが日本に根付いていけば、モータースポーツの見方が変わるはずだ。そうなれば、モリゾウさんが言い続けてきたモータースポーツの地位向上が可能となり、モータースポーツから「モーター」の文字が外れ、一般のスポーツとして認知される時がくるはずだ。
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