■「水素エンジンでレースを!」 と提案した小林可夢偉選手も感慨深げ
水素エンジンでレースをやり、アジャイルな開発をすることでその可能性を探っていこうと提案したのは小林可夢偉選手。
世界のサーキットを走り、それぞれのレースの重みやファンの受け止めを知る小林選手にとって、ル・マンを走ることの意味を誰よりも知っているはず。
ドライバーとしてスーパー耐久で水素エンジンカローラに乗り、このプロジェクトを牽引してくれたモリゾウさんへの感謝を口にするとともに、「モリゾウさんひとりに頼るのではなく、みんながひとりひとり考え、レース活動をしていかないといけないと思います」と話してくれた。
100周年を迎えたル・マンにとって、次の100年はカーボンニュートラルに貢献しつつ、どうしたら魅力的なレースをファンに見せていけるかという課題を抱えてのスタートとなる。たった1周だったが、水素エンジンカローラがル・マンに刻んだものは小さくないものだったはず。
モリゾウさんはゴールを見ることなく、土曜日の夜にル・マンを後にし、帰国した。
【画像ギャラリー】世界に見せつける水素エンジン!! 次の100年に向けたワンラップ(7枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方でもEV優勢になったらそっち行くんでそ