現行モデルは今が買い時
現行モデルは引き続き堅調な販売を続けている。最近は特別仕様車の「Sスタイルブラック」が売れ行きの大半を占め、納期は2カ月となり、2020年に持ち越されている。
モデルが古くなり、量販モデルの特別仕様車が売れ行きの中心になると、約1年後に世代交代するのがこれまでの例である。今購入するとナビ、ETC付きで25万円以上の値引きが可能だから、買い得の状況にある。
証言1:首都圏トヨタネッツ店営業担当者
現行ヴィッツの約1年後にアクアが発売になっているから、あと1年あまり先に世代交代する時期になると予想できるのは自然といえる。
ただ、まだ正確な情報が流れているわけではない。アクアはヴィッツをベースにハイブリッド専用モデルの上級コンパクトハッチバック車として登場したので、次期型も同様にフルモデルチェンジする可能性が強い。
パワーユニットも来年2月に発売される新型ヤリスのハイブリッド車と同じになるはずだ。安全対策もしかりである。ヤリスはアクアより背が高いぶん、後席の居住性も広い。これは次期型アクアでは改善して欲しい点だ。
これまでヴィッツはネッツ店の専用モデルで販売面は助かったが、2020年5月からは全店併売となるので、両モデル同士で販売競争が激しくなるだろう。そのぶんヤリスは販売規模が大きくなり、次期型アクアより格段に台数が多くなる可能性がある。
証言2:首都圏トヨタ店
アクアはモデルが古くなったが、販売台数は依然高水準で人気は衰えていない。ただ最終モデルに近い特別仕様車の売れ行きが大半を占めるようになっているので、1年後は世代交代する可能性がある。
ヤリスハイブリッドとの競合を避けるために次期型は多少上級シフトし、スポーティ&スタイリッシュなボディシェルに仕立てられるだろう。
クオリティアップ、走りのポテンシャルアップ、さらなる安全対策強化などで、価格も高くなりそうだ。ヤリスは女性ユーザーを中心とした幅広い層、次期型アクアは男性ユーザーメインとコンセプト分けがより明確になるに違いない。
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