■日産「デイズルークス」は1カ月遅れで車名もリニューアル!
日産ブランドの「次期型ルークス」は1カ月後の3月中旬あたりの発表、発売が有力になっている。しかしながら、1月中旬現在では日産販売店筋には、まだ恒例の商品説明会やティザーキャンペーンなどについての通達が届いていない。1年前の新型デイズ/eKワゴン、eKクロスの発表、発売に際してはほぼ同時に実施している。
今回の発売日を分けた背景には何があるのか。同時に実施すると、ブランドパワーやセールスパワーに格差があるので、弱い三菱自動車の方を先行させて、ある程度勢いをつけてから、新型デイズルークスを合流させることで、トータルの販売台数を増やそうとの狙いがあるようだ。
これまで「デイズルークス」のネーミングで販売していたのを、新型では「ルークス」として分離独立させることで、N-BOX、タント、スペーシアのシェア争いに割って入ろうとの構えである。
■販売の現場が語った新型車の期待と動向
●証言1:首都圏三菱自動車販売店営業担当者
新型eKスペース/eKクロススペースについての商品説明会は、2019年12月に開催している。今年に入ってからは販売店向けウェブサイトで情報を流し、専用のパソコンの画面で概略が見られるようになっている。
2020年1月20日にはグレード別の価格が決まり、見積書の作成が可能になっている。eKワゴン/eKクロスよりもマーケットが大きく、販売店の収益率も高いのでおおいに期待している。eKクロススペースは日産ルークスにはない独自のモデルだから、こちらを重点的に売り込んで行きたい。丁度決算セールで新車が売りやすい時期だからタイムリーと捉えている。
●証言2:首都圏日産店営業担当者
次期型デイズルークスの発表、発売は3月中にはあると思うが、今現在メーカーから何の連絡もない。
これまでの例だと、発売1カ月前に商品説明会があり、直後に価格を決定し事前の見積書の作成が可能になる。この状態だと説明会が2020年2月中旬になり、発売は3月末か4月になるかも知れない。
次期型はデイズから「ルークス」が分離して別モデルとなる可能性がある。このほうがわかりやすい。ルークスのほうが60%以上と売れていたので期待度は高い。eKスペースよりも1カ月遅れになるが、あまり気にしていない。
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