トヨタが送り出す「働くクルマ」の代表格として、その道のプロたちから愛されるトヨタ ハイエース。もちろん乗用車としても愛好される多用途なハイエースに、次期型の新たな情報が入ってきた。新時代を迎えハイエースはどう変わる!?
※本稿は2025年6月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年7月26日号
BEV市場の変化でハイエースの未来は?
世界中にトヨタのクルマは数多くあれど、社会の役に立つクルマの最右翼に挙げられるのがハイエースだ。乗用車と同じように運転できて、トラックのように荷物を運べる。ついでに意外とカッコもいい。
現行型ハイエースは2004年に登場した200系と呼ばれる5代目。海外では300系(日本でもグランエースとして販売されていた)が活躍しており、次期モデルは400系ということになる。
実は、編集部に入ってくるハイエースの情報は変化している。2022年夏に入った次期ハイエースの第一報はBEV専用車になるというもので、エンジン車は現行型を法的に販売できなくなるまで継続させるというものだった。
しかしその後、BEV市場の予想外の停滞は当然ハイエースにも影響を及ぼし、BEV専用ではなく、HEVもFCEVも用意するという方向に変わったのである。
変化したといっても、電動化戦略の後退ではなく前進なのが素晴らしい。次期型が出ても、エンジン車の現行型を継続して併売するという計画は変化なし。
魅力的な乗用ワゴンも期待できる
キーワードは「群戦略」で、クラウンやカローラと同じく、さまざまなバリエーションを用意して顧客の要望に応えるというもの。当然プラットフォームをはじめ、パワーユニットなどすべてを一新する大規模なモデルチェンジとなる。
情報筋の話ではハイエース、タウンエース、そしてその中間に当たるモデルも計画しているというから、パワーユニットだけでなく、サイズ、価格帯、あるいはデザインテイストなども含めて多種多様なモデルが用意されることになりそう。
商用バンだけでなく、乗用ワゴンとしての魅力を追求したモデルもありそうで、それも大いに気になるところだ。登場は早くて2026年、もしくは2027年。従来どおりトヨタ車体が設計、開発、製造する。










コメント
コメントの使い方プラグインハイブリッドモデルも追加設定して欲しいけど実際はどうなるが問題だな🙄