スズキ ジムニー対抗の軽SUVは? ノア/ヴォクシーは新型で統合される? など噂のスクープ情報の気になる実態はどうなっているのだろうか。
本稿では、本誌スクープ班が総力をあげて収集する、数々のスクープ情報にまつわる疑問に対して、前編に引き続きQ&A形式で、現時点での最新情報をお答えします!
文/写真:ベストカー編集部
ベストカー 2020年3月26日号
【画像ギャラリー】いつ出る!? 噂のスクープ俎上にあがる全6車種の予想CG&写真!!!
【Q1】ジムニーに対抗できる軽SUVは出る?
ダイハツが開発を進めているとされる軽自動車ベースのSUVがそれにあたる。
ダイハツの軽SUVというと、東京オートサロンに出展されたタフトがあるが、この開発中の新型軽SUVは、さらにオフロード走行を重視したモデルとして、2021年冬に登場してくる。
FFをベースに、ロッキーでも採用されている前後輪の駆動力を制御する「ダイナミックコントロール4WD」を採用。オンロードでの快適性も充分確保したうえで、悪路走破性が大きく高められる。
硬派一直線のジムニーとは真正面からぶつかるモデルではないが、販売面では充分対抗できるだろう。
【Q2】アルトワークス以外にも軽のMTスポーツは登場する?
MTの軽スポーツで今後注目すべきはホンダの新型N-ONEだ。
N-ONEは現行型ではCVTのみの設定だが、2020年の東京オートサロンで新型を突如公開。6MT搭載の「カフェレーサーコンセプト」として出展されたのだが、この6MTは新型の市販車でも採用することが決まっている。
新型は外観がほとんど変わってないように見えるが、新型プラットフォームを採用するなど中身は一新。デザインはキープコンセプトだが、新型はスポーティ性も重視して生まれ変わる。
【Q3】小型で手軽なSUV、この先はどんなモデルが出る?
ロッキー/ライズのヒットを見てもわかるように、ユーザーはリーズナブルな価格のSUVを求めている。
当然、メーカーもそこに狙いを定めたモデルを投入してくるわけだが、その先鋒となるのが今夏に登場する日産のキックスだ。
全長4295×全幅1760×全高1590mmのボディを持つキックス。搭載パワーユニットは1.5L・NA、1.6Lターボ、1.2Lのe-POWERが用意される。
もう1台の注目モデルは、2021年夏デビューが予定されているホンダのコンパクトSUVだ。5ナンバーサイズのボディに1Lの直3ターボ搭載が予定されているが、パワーユニットに関しては流動的で、1.5L・NAと1.5Lのハイブリッド「e:HEV」になる可能性もある。
両車とも100万円台からの値付けでの登場が予想されている。
【Q4】新型N-ONEに続く軽トールワゴンの注目車は?
ワゴンタイプの軽自動車では今年、ムーヴがフルモデルチェンジする予定で、これが強力なモデルとなる。
新型はDNGAコンセプトを全面的に採用。このコンセプトはすでにタントでも採用しているが、高剛性と軽量化を同時に進めたプラットフォーム、加速力や実燃費を両立したパワーユニットなどのDNGAの技術を取り入れるメリットはとても大きい。
パワーユニットはターボとNAの2本立てで、遅れてハイブリッドも設定される予定。
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