新型ステップワゴンは2021年のホンダの核の1台
そのステップワゴンは2021年秋頃にフルモデルチェンジが有力視されている。2015年4月に現行型がデビューしているから、6年半で新型に切り替わることになる。
まだフルモデルチェンジまで1年以上の時間があるため、販売会社にも情報は出てきていないが、いくつか有力な情報も存在する。
2021年のホンダは、SUVのヴェゼル、ブランニューSUV、そして新型ステップワゴンが核となる。
エクステリアデザインに関する情報はないが、販売会社のコメントにもあるとおり、現行が地味で華がないため、ガラリと変わるのは間違いないだろう。
ちなみにオデッセイが2021年のビッグマイチェンで押し出しの強いフロントマスクに大幅変更されるという情報もある。ステップワゴンの大胆な変身を期待しているユーザーは多い。
現行モデルの大きなセールスポイントのひとつの『わくわくゲート』は使い勝手のよさが売りだが、途中でレス仕様を設定したことからも新型には採用されない可能性が高い。
現行ステップワゴンのボディサイズは全長4760×全幅1695×全高1840mmと標準もスパーダも5ナンバーサイズをキープしているが、ライバル同様にスパーダは全幅1740mm程度まで拡幅される可能性も充分にある。
または、ホンダのクロスター戦略により、SUVテイストのステップワゴンクロスターが新設定され、フィット同様にフェンダーモールによりこのモデルが全幅1700mmを超えるというケースも考えられる。
新型の価格は現行より高くなる
パワーユニットは、現行同様にガソリンエンジンとハイブリッドという2種類をラインナップするのは同じだろう。
1.5Lターボは2.4LのNAエンジンよりもトルクがあるなど、性能面では充分だが、販社ではイメージ的にチープに感じるユーザーが少なくないと証言している。ただ排気量を2Lにアップすると燃費が厳しくなってしまう。
ステップワゴンは2Lクラスミニバンでも走りのよさには定評がある。走りが楽しいスペースミニバンという歴代モデルが踏襲してきたコンセプトは新型でも変わらないハズ。
今では新型で必ずアップデートされる安全装備は、夜間の歩行者対応衝突被害軽減ブレーキなどを盛り込んだ最新のホンダセンシングが搭載され、電子制御パーキングブレーキの採用により、ブレーキの保持の必要がないため快適に運転できるようになるのは間違いない。
今のクルマに共通することだが、安全装備の充実などにより、価格は現行モデルよりも10万~20万円程度高くなると思われる。
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