■日産の新型エクストレイルとどこまで共通?
三菱自動車は、2020年7月に中期経営計画を公表しており、その中で、2021年度(2021年4月~2022年3月)に次期型アウトランダーを、1年後の2022年度に次期型アウトランダーPHEVを発売する…と発表している。
全国の三菱販売店に新型アウトランダーの情報はまだ届いていないが、従来から(三菱関係者から)「今度の新型アウトランダーは、次期日産エクストレイル(北米販売名ローグ)とプラットフォームを共用化する」という情報があった。これは「(次期アウトランダーは現行型よりも)サイズアップする」という公式発表と合致する(現行型比で日産エクストレイルは三菱アウトランダーよりホイールベースが35mmほど長い)。
三菱にはアウトランダーの弟分のようなモデル、エクリプスクロスが存在しており、同車は2020年12月にPHEV仕様を追加設定。これを受けて次期アウトランダーはやや上級にシフトすると考えられており、日産エクストレイルに近づくことになる。
そうなると次期アウトランダーのポイントは、
(1)今秋登場といわれている次期エクストレイルとの差別化は?
(2)日産のe-POWERやプロパイロット(の三菱版)は装備されるか?
(3)日本での発売時期は日産エクストレイルが先か、三菱アウトランダーが先か
この3点に集約される。
2月16日の発表で、これらについてどこまで明らかにされるか注目しているが、当編集部に入っている情報を分析すると、
「(1)について」→ボディパネルを含めてかなりの部分を共用するが、フロントマスクは(日産ルークスと三菱eKクロススペース以上には)大きく差別化されるだろう
「(2)について」→システム名称は異なるが、次期アウトランダーにも搭載されるだろう(それと同時に次期エクストレイルにも三菱のPHEV技術が供与され、搭載されるだろう)
「(3)について」→現時点では不明だが、同時に発表発売される可能性がある(つまり次期アウトランダーの日本発表発売時期も2021年秋頃)
といったところ。
本件については日々情報が更新されるため、新情報が入ったら当サイトにて引き続きお伝えします。
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