アクア、ヴェゼルなど怒涛の12台! 2021年のスクープ新車カレンダー上半期版

■2月 ベーシック軽の進化型登場 スズキ『NEWアルト』

 9代目となる新型アルトが登場する。現行型から採用された軽量プラットフォーム「ハーテクト」の進化系とハスラーに搭載された新開発の直3、660㏄エンジンを採用し、マイルドハイブリッドも用意される。もちろん、徹底的なコスト管理がなされ、アルトの伝統であるコスパの高さを踏襲。市民の足として存在感を発揮する。

加速時にモーターでエンジンをアシストするエネチャージを採用する新型アルト。ベーシック軽の魅力を追求
加速時にモーターでエンジンをアシストするエネチャージを採用する新型アルト。ベーシック軽の魅力を追求

■2月 シャープな顔の3列シートSUV 三菱『NEWアウトランダー』

 2020年12月10日、次期アウトランダーが2021年2月に登場することが正式に発表された。

 暗闇に映る写真が公開されたが、それをベースにし、過去に入手していた情報をもとに予想したのがこのCGだ。ダイナミックシールドが採用されたフロントマスクが迫力と新しさを主張する。

まずは2Lガソリンエンジン車が登場する新型アウトランダー。現行型のスペックは150ps/19.4kgmと平凡だが、燃費性能とコスパの高さが魅力
まずは2Lガソリンエンジン車が登場する新型アウトランダー。現行型のスペックは150ps/19.4kgmと平凡だが、燃費性能とコスパの高さが魅力

 2021年2月に登場するのはガソリンエンジン車で、本命のPHEVは1年遅れの2022年春の登場となる。だが、大幅な改良を加えた最新の2Lガソリンは効率を極限まで上げ、高いドライバビリティと燃費性能を誇るものとなっていること確実。また、PHEVには真似のできない価格の安さにも注目で、4WDで300万円前後ならトヨタ『RAV4』などの競合車に対し、充分な競争力を持てそうだ。

 正式な発表はないが、3列シートを採用する可能性もあり、このクラスでは貴重な存在。電動化に邁進する三菱だが、ガソリンエンジンのコスパの高さを活かすのも重要な戦略のひとつである。

■2月 独自の世界を築くBセグSUV スズキ『NEWエスクード』

 独特の存在感を発揮しているエスクードが5代目に進化。英国仕様の『スイフト』に搭載されている直4、1.4Lターボエンジンの48Vマイルドハイブリッドが主力となるほか、直3、1Lターボも用意されそうだ。オールグリップと呼ばれる4WDシステムも進化し、得意のオフロード性能もさらに向上。ライバルとは異なる個性を発揮する。

1.4Lターボのマイルドハイブリッドは125ps/22.0kgm+モーター出力13psと予想。6ATを採用する
1.4Lターボのマイルドハイブリッドは125ps/22.0kgm+モーター出力13psと予想。6ATを採用する

■2月 操安性も質感も大幅アップ! ダイハツ『NEWムーヴ』

 軽自動車人気の中心は全高1700mmクラスでスライドドアの「スーパーハイト系」に移行しているが、それでもやっぱりトータルバランスの高さで「ハイト系」の存在感は色あせない。

 ダイハツでは2019年7月、スーパーハイトの『タント』をDNGAプラットフォームを採用した新世代に、ひと足先にモデルチェンジした。

 そしてハイト系の『ムーヴ』だが、2021年2月、満を持して新型にモデルチェンジする。

 ベースはタント。軽量で高い剛性を発揮するDNGAプラットフォームを採用し、パワートレーンもタントで定評のD-CVTを組み合わせた新世代のNA&ターボを搭載する。

 進化したスマアシを搭載し、より安全性を高める。EPB(電動パーキングブレーキ)も採用され、ACC(アダプティブクルーズコントロール)は全車速対応の最新型。シャープなエクステリアもポイントだ。

特にカスタム系はシャープなフロントマスクが印象的。新開発DNGAプラットフォームで操安性も向上する
特にカスタム系はシャープなフロントマスクが印象的。新開発DNGAプラットフォームで操安性も向上する

次ページは : ■専用プラットフォームの軽EV登場! 日産『NEW 軽EV』

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…