新型ランドクルーザー 8月発表確定!! V6ターボ搭載判明でHVは「なし」 名門の期待値は?

期待に充分応える「陸の王者」ランドクルーザー

フルモデルチェンジにより、ランクルの原点であるオフロードの走行性能を高めた「GR-S」とオンロードの走行性能に磨きをかけた「ZX」が追加された
フルモデルチェンジにより、ランクルの原点であるオフロードの走行性能を高めた「GR-S」とオンロードの走行性能に磨きをかけた「ZX」が追加された

 ライバルはプレミアムSUVであるランドクルーザーだが、しっかりと初代から受け継がれるクロスカントリー性能を向上させている点に安心感を覚える。ランクルにしかできないことを、突き詰めた結果だろう。

 今回、待望のディーゼルエンジンは復活したものの、電動化も期待されていただけに、ハイブリッドの未導入は少々残念だ。

 筆者の予想になるが、年末にかけてモデルチェンジを予定する、レクサスLXが先にハイブリッド化される可能性は高そうだ。ランドクルーザーよりも、オンロード性能を重視されるLXにこそ、ハイブリッドが必要とされるだろう。

ハイブリット化が期待されるレクサスLX(全長5080×全幅1980×全高1910mm/ホイールベース 2850mm)
ハイブリット化が期待されるレクサスLX(全長5080×全幅1980×全高1910mm/ホイールベース 2850mm)

 ランクルには高級感はもちろん、高い悪路走破性、未舗装路でも安心して走れる骨太の部分を大切にしてもらいたい。

 今回のフルモデルチェンジは、走りの原点回帰がテーマとなっており、走行性能の進化が大きい。「世界一安全に未舗装路を移動できるクルマ」ランドクルーザーへ集まる世界中の期待に、充分応えられるものとなっているだろう。

 正常進化が期待されるランドクルーザー。さらに詳しい内容は、6月中旬、スタッフマニュアルが配信されたころに判明する。期待に胸を躍らせながら、続報を待ちたい。

新型ランドクルーザー スペック(筆者調べ)

全長:4950mm(ZXは+35mm、GR-Sは+15mm)
全幅:1980mm(GR-Sは+10mm)
全高:ガソリン=1870mm、ディーゼル=1920mm
ホイールベース:2850mm
最小回転半径:5.9mm

【画像ギャラリー】2021年8月に正式発表を控えるランドクルーザー歴代車と新型予想CGをみる

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