プリウス最終デザイン判明!! 2022年冬次期型登場とトヨタの深謀遠慮

■デビュー時は1.8Lハイブリッドシステム→マイナーチェンジで水素化??

パワーユニットは現行型同様の1.8Lエンジンをベースにしたハイブリッドシステムで、現行型同様PHEVの設定もある。しかしこれでは「新しさ」がないのだが、実は3~4年後を目標に、水素を燃料としたエンジンを組み合わせる計画で開発が進められるという
パワーユニットは現行型同様の1.8Lエンジンをベースにしたハイブリッドシステムで、現行型同様PHEVの設定もある。しかしこれでは「新しさ」がないのだが、実は3~4年後を目標に、水素を燃料としたエンジンを組み合わせる計画で開発が進められるという

 燃焼コントロールなど、解決すべき課題が多く、実用化には最低でも3年程度が必要だということで、次期型プリウスのマイナーチェンジに合わせて追加投入となりそう。

 水素ステーションのインフラ整備の問題があるが、トヨタにはFCVのMIRAIがあるものの、FCVだけのためでは水素ステーションの設置拡大は難しい。

 しかし、内燃機関車の燃料として需要が高まれば、ステーション整備もいっきに推進できる。

 水素エンジンは、既存のエンジン開発技術が多くの部分で共用できるし、既存車に搭載しやすい。

 内燃機関の可能性に関連すれば、トヨタはe-FUELの開発にも積極的だ。

 既存のガソリンエンジン車にそのまま使用できるe-FUELであれば、燃料の置き換えで既存保有車もCO2を排出しない内燃機関車になる。

 トヨタはパワーユニットの可能性をこのように多角的に探っている。実に深謀遠慮だ。

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