日産R36GT-R開発最新情報&登場秒読み新型ZにNISMOあり!!

■Zニスモは「東京オートサロン2022」でお披露目???

 続いてニューフェアレディZ。

 今年秋に開催予定だった東京モーターショーが中止になったことで、市販モデルの公開場所を失ったZだが、来年1月の東京オートサロンで初披露ということになりそうだ。

ニューZにはニスモバージョンあり! レース専用車GT4と同時に開発を進めることで、より本格的な仕様となる(画像はベストカー編集部による予想CG)
ニューZにはニスモバージョンあり! レース専用車GT4と同時に開発を進めることで、より本格的な仕様となる(画像はベストカー編集部による予想CG)

 正式発売は来年3月というスケジュール。

 このニューZにニスモバージョンが追加されるというのが今回の新情報だ。

 スカイラインでは304psと405psの2つのスペックを持つV6、3Lツインターボを搭載するZだが、ニスモバージョンはもちろ405ps仕様、いや、さらなるパワーアップも噂されている。

 ノーマルの19インチに対して20インチタイヤを装着し、ボディ、足回りなどが強化される。

次期GT-Rのリアビュー(予想CG)。GT-R、Zともに現行モデルをベースとした実質マイナーチェンジだが、内外装はアップデートされて新時代にふさわしい姿を実現する
次期GT-Rのリアビュー(予想CG)。GT-R、Zともに現行モデルをベースとした実質マイナーチェンジだが、内外装はアップデートされて新時代にふさわしい姿を実現する

 また、Zは近年盛り上がりを見せているレースカテゴリー、GT4マシンの開発も進んでいる。

 GRスープラGT4と同じくレース専用モデルで公道は走れないが、一般販売も行う。スープラGT4は17万5000ユーロ(約2345万円)で、Z GT4もそのあたりの価格となりそう。

Z NISMOのリアビュー(予想CG)。かつてR32~R34GT-R時代がそうであったように、実質マイチェンでもフルチェンジと謳うことが市場を盛り上げる。その手法に文句なし!
Z NISMOのリアビュー(予想CG)。かつてR32~R34GT-R時代がそうであったように、実質マイチェンでもフルチェンジと謳うことが市場を盛り上げる。その手法に文句なし!

 もちろん開発、テストはニスモが担当するだけに、このノウハウが市販モデルにも投入される可能性は高く、従来のニスモバージョンを超えたポテンシャルが期待できる。

 日本が誇る日産の2大スポーツ、GT-R、Zは死なず。内燃機関の今後の可能性もアピールしてくれる!

GT-Rはマイルドハイブリッド化からガソリンエンジンの継続に情報が変化。次期型があるのはありがたい
GT-Rはマイルドハイブリッド化からガソリンエンジンの継続に情報が変化。次期型があるのはありがたい

●R36型GT-R 予想諸元
・全長×全幅×全高:4730×1900×1370mm
・ホイールベース:2780mm
・車両重量:1760kg
・エンジン:V6、3.8L DOHCツインターボ
・最高出力/最大トルク:600ps/66.0kgm
・駆動方式:4WD
・トランスミッション:7DCT
・予想登場時期:2023年初頭
・予想価格:1500万円

●Z35型フェアレディZ NISMO 予想諸元
・全長×全幅×全高:4385×1850×1310mm
・ホイールベース:2550mm
・車両重量:1550kg
・エンジン:V6、3L DOHCツインターボ
・最高出力/最大トルク:405ps/48.4kgm
・駆動方式:FR
・トランスミッション:6MT/9AT
・予想登場時期:2022年3月
・予想価格:700万円


【番外コラム】来季のスーパーGTは「ニューZ」が走る!

 新車の情報を集めていて判明したのが、来季のスーパーG/GT500クラスに日産がニューZを投入すること。

 2008年以降13年間にわたりGT-Rで戦ってきただけに、新鮮なニューマシンとなる。

先代Z33型で2004~2007年のGT500に参戦していたZ。来シーズン、15年ぶりの復活を果たすことになる
先代Z33型で2004~2007年のGT500に参戦していたZ。来シーズン、15年ぶりの復活を果たすことになる

【画像ギャラリー】正面・バックショット・サイドビューの予想CGも掲載! 次期GT-R&Z NISMOをギャラリーでチェック!!!

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