■トヨタ&レクサス
■トヨタ ランドクルーザープラド(2022年夏デビュー)
●タフなヘビークロカンは健在!
トヨタフラッグシップSUVのランクル300に続いて、来年夏に登場するのが5代目となる新型ランドクルーザープラドだ。
現行型ではランクル以上に独自のポジションを築いているが、新型も本格的な4WDセミヘビーデューティクロカンとしての位置づけは変わらない。
トヨタは内燃機関の進化に磨きをかけているのだが、この新型プラドには新開発のV6、3.3Lディーゼルターボを搭載する。
これはもちろん、先に登場したランクル300のディーゼルエンジンと同じもので、309ps/71.4kgmという強力な最大トルクを誇る。車重の重い新型プラドの巨躯を軽々と加速させるのは間違いない。
伝統のラダーフレームは新型でも継続採用され、定評のある悪路走破性はさらに進化。ボディサイズはほぼ現行型並みとみられ、その使い勝手に大きな変化はなさそう。
■レクサスNX(2021年10月登場予定)
今年6月、世界初公開された新型NXのデビューがいよいよ10月と近づいてきた。
新世代レクサスの礎となる独自性あるデザイン、走り、先進技術を全面刷新したグローバルコアモデルという位置づけで、注目ポイントはレクサス初のPHEVを導入する点。
高熱効率な2.5L直4にフロント、リアにモーターを搭載。「オートEV・HVモード」など4つの走行モードにも興味がそそられる。
ハイブリッドや2.4L直4ターボなどもラインナップ。輸入車SUVに対抗できる魅力を放っている。
■レクサスRX(2022年10月登場予定)
●「新時代レクサス」を伝えるスタイルと走り
現行4代目の登場は2015年、その7年後の2022年に新型RXが誕生する。
レクサス独自開発のSUVとしては最上級なだけに、“新時代レクサスSUV”を感じさせるモデルとして生まれる。
カーボンニュートラル社会の実現と、多様化するユーザーのニーズやライフスタイルをとらえた新生RX。キープコンセプトのデザインながら、さらに迫力を増したグリルと、現行モデルのアイコンであるリアピラーデザインが大幅に変わり、スタイリッシュさ倍増。
V6、3.5Lのハイブリッドと直4、2Lターボは、ともにブラッシュアップされて搭載されるが、トピックは上で紹介したPHEVモデル。カーボンニュートラルに向け、これも新設定される見通しだ。さらに先進安全技術も充実。
GLEやX5、XC60など欧州勢にライバルSUVが多いだけに、RXの本気度が違う!
●新型レクサスRX 450h
・全長×全幅×全高:4895×1900×1710mm
・ホイールベース:2800mm
・車両重量:2120kg
・エンジン:V6、3.5L+モーター
・最高出力/最大トルク:270ps/35.2kgm
・F:167ps/R:68ps
・F:35.0kgm/R:14.8kgm
・駆動方式:4WD
・予想販売時期:2022年10月
・予想価格:800万円
■レクサスLF(2023年夏登場予定)
欧州プレミアムSUVに対抗できる、超高級SUVをレクサスは現在開発中。2018年デトロイトショーに出品されたコンセプト「LF-1リミットレス」、それの市販モデルだ。
「アーバンSUV」というテーマで、搭載されるのはLSと同じV6、3.5Lのハイブリッド。世界が相手だ!
■レクサスLX(2022年1月登場予定)
8月2日に発売されたランドクルーザー300。先代同様にそれのレクサス版、LXが登場する。
TNGA思想に基づく新たなプラットフォーム「GA-F」に搭載されるパワートレーンは、改良を加えたV8、5.7Lエンジン。野太いトルクを発生する走りも魅力的なSUVだ。
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