ボディスペックや装備はどうなったのか
LX600のボディサイズを見ていこう。全長5100mm×全幅1990mm×全高1885mm(EXECUTIVEのみ1895mm)となる。ホイールベースは2850mmだ。LX500との比較では、全長が+20mm、全幅が+10mm、全高が-25mmとなった。
各グレードが装着するタイヤサイズは以下のとおり。
OFFROAD:タイヤサイズ265/65R18、ホイールサイズ18×7.5J
標準:タイヤサイズ265/55R20、ホイールサイズ20×8J
EXECUTIVE:タイヤサイズ 265/50R22、ホイールサイズ22×8J
EXECUTIVEに装着される22インチアルミホイールのみ鍛造ホイールとなった。
エクステリアデザインでは気になる部分がひとつある。エンジンフードが凹形状になっている点だ。ランクル300も同様のエンジンフードデザインとなっており、前方の視認性を高め、車両の傾斜感覚が得られやすいという機能性を高めたデザインを採用する。LXのデザインとどれだけマッチングしているのか、現車確認を楽しみに待ちたい。
正式発表日は来年1月12日! 各店の予約注文状況は?
LX600の予約注文は、11月25日から全国のレクサス販売店でスタートしている。同時に正式発表の日程も聞こえてきた。
正式発表は2022年1月12日となる模様だ。新型コロナウイルスの影響で滞っていた新車の生産体制は、現在平常通りに戻っており、しばらくは大きな遅れが出るということは無さそうだ。
それでもLX600はランドクルーザー同様に、納期が長期化することが予想される。
各販売店にはメーカーから、納期がある程度見通せる、初期生産台数が割り当てられている。割り当て台数は、各店のLXオーナー数を基準にして決められており、店舗規模が大きければ、ある程度のボリュームが確保できているようだ。しかし、地方都市のレクサス販売店では、5台以下しか販売枠が得られなかったというお店も多かった。
初期割り当て台数以上の注文に関しては、納期未定の状態で受け付ける。実際のデリバリーがいつになるかはわからないが、相当数の注文が入ったランクル300よりは、今のところLX600のほうが早く納車できるのではないかという話も聞くことができた。
注文の際にはランクル300同様、輸出や転売を行わない旨の誓約書へユーザーがサインし、メーカーが誓約書を管理する。こうしたスタイルは、これからの人気車で当たり前の形式になるのかもしれない。
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新車の注文が可能となったLX600。期待に応える、魅力的なクルマに仕上がったようだ。正式発表まで1カ月半、2022年のレクサスはLXの登場で幕を開ける。
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