■「わくわくゲート」、ライバル、発表時期
現行型で飛び道具的なアイテムとして採用された、ドア左側が横開きもでき、左側から車内とラゲッジスペースへのアクセスが可能だった「わくわくゲート」。ユーザーの使い勝手はよかったが、衝突時の修理代が高いことや構造が複雑なことから、現行型でもグレードによって通常のバックドアも選べる設定となっていた。そういった事情により、惜しむ声もあるが、新型ステップワゴンではこの「わくわくゲート」は採用せず、現行型をもって廃止となる見込みだ。
また、新型ステップワゴンが属するミドルクラスミニバンは激戦区。そのうえ来年(2022年)は中心車種が一気に入れ替わる。まず1月に新型ノア/ヴォクシーが登場予定で、日産セレナも同年秋(9月頃か?)にフルモデルチェンジ予定。
そうなると気になるのが、この新型ステップワゴンの発表時期だ。
現在、全国のホンダディーラーでは現行型の生産終了→在庫販売のみが通達されている(ホンダ公式サイトではすでに「一部タイプ・カラーがお選びいただけない場合がございます。」というアナウンスが公表されている)。
本誌ベストカーの予想では2022年春頃の発売予定であったが、ホンダ狭山工場閉鎖(2021年12月)にともないステップワゴンの生産を寄居工場へ移管されること、月販平均3000台規模のステップワゴンを長期間生産しないのは考えづらいことから、2021年12月にティザー展開、2022年1月発表発売というスケジュールで動いていると予想する。
このタイミングであれば、トヨタの新型ノア/ヴォクシーと真っ向対決となるわけで、登場が楽しみ。
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