トヨタハイブリッド史上最大の事件!! 新開発の2.4リッターターボ+1モーターハイブリッド4WDのE-Four Advance搭載
パワートレーンにも新型クラウンの衝撃がある。
直列4気筒2393ccターボエンジン(272ps/46.9kgm)にクラッチを介して82.9ps/29.8kgmのモーターをドッキング。さらにトルコンレスの6速ATを組み合わせて前輪を駆動。後輪はbZ4Xの後輪にも採用されるeAxle(79.7ps/17.2kgm)を搭載し、前後輪の駆動力配分を100:0から20:80の間で制御する4WDシステム「E-Four Advance」 を採用。動力分割機構を使うTHSとはまったく異なる新システムだ。
これ、先に発表された新型レクサスRXのハイパフォーマンスモデル「レクサスRX500h Fスポーツ・ハイパフォーマンス」に採用される「DIRECT4」と同じシステム。トヨタのハイブリッドパワーユニットとしてはCVTを介したTHS-C以来の新システムで、大事件と言っていいトピックスだ。ハイブリッドのバッテリーはリチウムイオンではなく、(新型アクアに搭載され話題となった高効率なバッテリーである)バイポーラニッケル水素を搭載する。
この「E-Four Advance」が搭載されるのがスポーツグレードのRS。
新型クラウンはこのほかにベースグレードが設定され、装備を充実させた「HIグレード」、さらにこの「HIグレード」にはレザーパッケージが設定される。これらのパワートレーンは2.5L直4、NAエンジンのハイブリッドE-Four。こちらは基本的にはカムリやハリアーなどに搭載されるTHSで、フロントモーターは119.7ps/20.6kgm、E-Fourのリアモーターは54.4ps/12.3kgmと、eAxleには及ばないが、充分にパワフルだ。
7月15日の発売開始時点では、新型クラウンは全モデルハイブリッドとなり、4WDのみ。このタイミングで2WD仕様の設定はないという。
新型クラウンはやはり相当な意欲的ニューモデルだ!! 価格は現時点では明らかにはなっていない。もちろん、新情報が入り次第お伝えします。新型クラウン、待っていますぞ!!!!!
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