■市場調査は既に終了! 前回とは大きく違う今回のターゲット
トヨタディーラーでは、再再販の準備の一つとして、現在の保有ユーザーに対し、70がATで復活したら購入検討をするかどうか、何気ない会話の中で話題に出し、その反応を伺ったようだ。
調査の対象は、初度登録から10年以上を経過したSUVユーザーや2014年復刻時の70を購入したユーザー、ランクル100系、プラドの90系を長く愛用するユーザーなど多岐にわたる。
この中でディーゼル+ATに対して良好な反応を示したのは、90系のプラドユーザーだった。
2014年の再販時、ランクル70に興味を示したのは、過去に70系を保有していた50代から60代の男性。そして、今風にいうとエモいクルマを探していた、クルマ好きの20代後半から30代の男性だった。ヘビーデューティーなクルマを求める層が、前回の再販を支えている。
対して今後予定されている再再販に関しては、20代~40代後半くらいの、クロカン好きが、販売のボリュームゾーンとなりそうだ。プラドユーザー等を中心に、トヨタディーラーでの声がけが、今後進むであろう。
加えて、2014年時にMTを理由にして購入を敬遠したユーザーもここに加わる。前回の再販時よりも、客層は広くなり、生産台数の規模や生産期間によっては、壮絶な奪い合いや長い納期を覚悟する必要があるだろう。
1つ気になるのは、ベースとなる可能性のある豪州仕様のランクル70が、受注を一時停止しているという点。日本国内への影響は限定的と考えたいが、新車の生産に、大きく悩まされているのが今のトヨタ。国内のみならず、世界生産のペースがこれ以上鈍化するということがあれば、ランクル70再再販のスケジュールにも影響が出ることは避けられない。
40周年という祝い事に水を差す事態が今後起きないことを願いながら、ランクル70の新たな船出を楽しみに待ちたいところだ。新たな情報が入り次第、また続報をお届けしたい。
(編註:スペックなどは編集部の独自スクープと情報が同じ部分が9割ほど。足回りなど編集部が独自で掴んだ最新情報は追ってご報告したい!!)
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