中部で目撃が相次いでいるセンチュリーSUV。今回も三河ナンバーの実験車両をSNSで捕捉したという情報が入ってきた。今回は初めての側面の画像。大きなドアに異様に広い荷室スペース。最新情報とともにお届けしよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:こーだいさん(Twitter)、ベストカー編集部
■伸びやかなドアはまさにセンチュリーの世界観
今回Twitterにて「こーだい」さんが撮影したのがセンチュリーSUVと思しきテスト車両。三河ナンバーの仮ナンバーだが、実はこれ、以前にも撮影されている個体でほぼ確実にトヨタのテスト車両という判断ができそうだ。
以前撮影されたデータと大きく異なるのはブレーキランプの点灯パターンが判明したこと。特にハイマウントストップランプはかなりの横長仕様で窓への映り込みでその長さがわかる。ブレーキランプはテールゲート外側のライトが光るようだ。
そしてサイド面がより大きく見えていることも新しい。非常に大きなドアに窓下にスッと伸びるキャラクターラインはセダンでも特徴的な部分だ。
ロールスロイスなどショーファーカーでもお馴染みのこのラインは基本的にはテールライトに向けてすとんと落ちるのが様式美。ロールスロイスカリナンでも似たような処理をしていることもあり、やはりトップ・オブ・ショーファーカーのセンチュリーも同様の処理となったのだろう。
またチラッとだけ見えるホイールはまさにセンチュリーのホイールの意匠にも見える。セダンと共通のものなのかは不明だが、イメージ的にはピッタリだ。
■キャビンと荷室の間に大きな隔壁がある?
一部情報筋によればセンチュリーSUVの後席には、荷室との隔壁があるという。もちろんシートバックのみではなく天井まで覆うようなパネルが付くというのだ。完全に荷室が独立した存在になりそう。
この情報を基に実車のサイドビューを見てみるとリアウィンドウから後ろが異様に長いのがお分かりだろう。このスペースがあればリアシートのリクライニング幅も確保しつつ、たっぷりとした荷室の確保がしっかりできるとみられる。
センチュリーSUVはショーファーカーとしての資質を忘れることなく、単純にセダンをSUVにするという設計ではないようだ。内装もきっと質素ななかにきらりと光る処理がなされていることだろう。
2023年度中の発売が予想されるセンチュリーSUV。「そんなもの出るワケないだろ!!」とツッコまれたベストカーの予想だが、どうやら本当に出そうだ(スクープ班が元気出るのでちょっと褒めてください……)。
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