新型レヴォーグ「レイバック」見参!! 11月にいよいよ登場 スバル国内市場の救世主なるか?

■ラゲッジ容量問題解決策の切り札へ

現行型フォレスターのラゲッジスペースは容量509~520L。対するレヴォーグは561Lを確保している
現行型フォレスターのラゲッジスペースは容量509~520L。対するレヴォーグは561Lを確保している

 スバルの現行SUVラインナップはフラッグシップのレガシィアウトバックを皮切りに、フォレスター、クロストレック、そしてライズのOEMモデルとなるレックスで形成される。

 スバルSUV群で問題となっていたのは、実はラゲッジの容量だった。グローバルで売れ筋モデルとなっているフォレスターのラゲッジ容量はVDA方式で509~520L。もちろん、ミドルサイズSUVとして過不足はないものの、若干余裕がないことを指摘するユーザーが多かったというのだ。

 これに対して、フラッグシップモデルのレガシィアウトバックは559L、ステーションワゴンのレヴォーグは561Lを確保している。このラゲッジ容量の違いが今回のレヴォーグレイバック誕生につながったのだろう。

 サイズを見ると、レガシィアウトバックは全長4870×全幅1875×全高1675mm、ホイールベース2745mm。フォレスターは全長4640×全幅1815×全高1715mm、レヴォーグは全長4755×全幅1795×全高1500mm、ホイールベースはいずれも2670mmだ。

■2023年10月25日のジャパンモビリティショーでワールドプレミアか

ベストカー編集部製作のレヴォーグレイバックのリアビュー予想CG。ブラックフェンダーなどで加飾が施される
ベストカー編集部製作のレヴォーグレイバックのリアビュー予想CG。ブラックフェンダーなどで加飾が施される

 SUVモデルのキモとなる最低地上高はレガシィアウトバックが213mm、フォレスターが220mm、クロストレックは200mm。レヴォーグは最低地上高が145mmのため、この最低地上高をかさ上げしたSUVに仕立てれば悪路走破性を向上し、なおかつステーションワゴンとしてのラゲッジ容量を兼ね備えたモデルとなる。

 レヴォーグレイバックのスバルSUVのラインナップ中の位置づけは、全長を除いてボディサイズ的にはレガシィアウトバックとフォレスターの中間といった感じになる。

 つまり、レガシィアウトバックでは大きすぎて持て余してしまうけど、フォレスターだとちょっとラゲッジ面で足りない……といった潜在的なユーザー層にはピッタリなモデルになるに違いない。

 レヴォーグレイバックのワールドプレミアは、今回から名称を新たにする「ジャパンモビリティショー2023」のプレスデー初日となる10月25日になりそうだ。今からその登場が待ちきれない!

【画像ギャラリー】2023年11月いよいよ登場! レヴォーグのクロスオーバーSUV「レヴォーグレイバック」!!(17枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

トヨタセリカ復活計画、始動!? 新型ホンダフリードの獲れたて新情報も盛りだくさん!【ベストカー6月10日号】

トヨタセリカ復活計画、始動!? 新型ホンダフリードの獲れたて新情報も盛りだくさん!【ベストカー6月10日号】

トヨタ自動車の壮大なるBIGネーム復活計画の第四弾は……なんとトヨタセリカ!? 新型ホンダフリードの注目情報や、レーシングドライバー岩佐歩夢選手の新旧ホンダスポーツカー試乗など、GW明けから全力投球な企画だらけです!