■ラゲッジ容量問題解決策の切り札へ
スバルの現行SUVラインナップはフラッグシップのレガシィアウトバックを皮切りに、フォレスター、クロストレック、そしてライズのOEMモデルとなるレックスで形成される。
スバルSUV群で問題となっていたのは、実はラゲッジの容量だった。グローバルで売れ筋モデルとなっているフォレスターのラゲッジ容量はVDA方式で509~520L。もちろん、ミドルサイズSUVとして過不足はないものの、若干余裕がないことを指摘するユーザーが多かったというのだ。
これに対して、フラッグシップモデルのレガシィアウトバックは559L、ステーションワゴンのレヴォーグは561Lを確保している。このラゲッジ容量の違いが今回のレヴォーグレイバック誕生につながったのだろう。
サイズを見ると、レガシィアウトバックは全長4870×全幅1875×全高1675mm、ホイールベース2745mm。フォレスターは全長4640×全幅1815×全高1715mm、レヴォーグは全長4755×全幅1795×全高1500mm、ホイールベースはいずれも2670mmだ。
■2023年10月25日のジャパンモビリティショーでワールドプレミアか
SUVモデルのキモとなる最低地上高はレガシィアウトバックが213mm、フォレスターが220mm、クロストレックは200mm。レヴォーグは最低地上高が145mmのため、この最低地上高をかさ上げしたSUVに仕立てれば悪路走破性を向上し、なおかつステーションワゴンとしてのラゲッジ容量を兼ね備えたモデルとなる。
レヴォーグレイバックのスバルSUVのラインナップ中の位置づけは、全長を除いてボディサイズ的にはレガシィアウトバックとフォレスターの中間といった感じになる。
つまり、レガシィアウトバックでは大きすぎて持て余してしまうけど、フォレスターだとちょっとラゲッジ面で足りない……といった潜在的なユーザー層にはピッタリなモデルになるに違いない。
レヴォーグレイバックのワールドプレミアは、今回から名称を新たにする「ジャパンモビリティショー2023」のプレスデー初日となる10月25日になりそうだ。今からその登場が待ちきれない!
【画像ギャラリー】2023年11月いよいよ登場! レヴォーグのクロスオーバーSUV「レヴォーグレイバック」!!(17枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方20mmほどアップって、それじゃあ全く意味ないなぁ。少なくても50mmは、あげて欲しかった・・・
レガシイアウトバックはどうなるのか?
アウトバックのサイズはBS9のもので、最新のBT5のものではないですよね