■金型が盗まれた!? 日本登場は2025年か
日本仕様のパワーユニットはe-POWER専用になる。発電用エンジンが3気筒の1.2L(ノートに採用)なのか1.4L(セレナに採用)なのか、そのあたりの確定的な情報はまだないが、編集部では1.2Lと予想。最高出力は現行型のフロントモーター136ps、リアモーター68psから大きく変わることはないだろう。
グローバルカーであるキックスは仕向地別に生産工場が分かれており、現行型はブラジル、メキシコ、中国、タイで生産。このうち日本へはタイから輸入されており、次期型もその方式は変わらない。
また、海外が先で日本はそのあとというタイミングも現行型と同じとなるが、メキシコでは2023年12月から海外向けガソリンエンジン車の生産が始まる予定だったという。しかし、金型を輸送する車両が盗まれるという事件が発生し、生産開始を2024年6月まで延期する事態が起きている。
つまり、海外向けガソリン仕様のキックスはデビュー目前だったということだが、e-POWER専用車となる日本仕様の開発は今なお進行中。情報によると、日本デビューは2025年が有力ということだ。
●NEWキックス4WD予想スペック
・全長×全幅×全高:4300×1790×1600mm
・ホイールベース:2640mm
・車両重量:1500kg
・パワーユニット:直3、1.2L・e-POWER
・エンジン最高出力/最大トルク:82ps/10.5kgm
・モーター最高出力:フロント140ps/リア70ps
・WLTCモード燃費:20.0km/L
・予想登場時期:2025年秋
・予想価格:330万〜360万円
コメント
コメントの使い方現行より外観をもっと角張ったデザインで大きく見せるようにしてほしい。
後席の足元をもっと広くしたり、後席エアコンや真ん中に肘置きもほしい。
後席のシートは二段階位角度を変えられる仕様にしてほしい。
内装も高級感のあるようにしてほしい。