スズキカプチーノ26年ぶり復活の可能性!? 1.3Lターボ搭載の新型開発中!

■FFのスイスポとFRのカプチーノ

ベースは同じでもデザイン、コンセプト、そして走りのセッティングなどは各社個別に進める共同開発。カプチーノの持ち味はどうなるか?(ベストカー編集部作成の予想CG)
ベースは同じでもデザイン、コンセプト、そして走りのセッティングなどは各社個別に進める共同開発。カプチーノの持ち味はどうなるか?(ベストカー編集部作成の予想CG)

 では、現時点で入手できている復活カプチーノの情報を整理しておこう。

 エンジンはトヨタ製の直3、1.3Lガソリンターボで、電気仕掛けなしの純エンジン。150ps/22.5kgm前後のスペックが予想され、駆動方式はFRである。

 つまり、復活するカプチーノは軽自動車ではなく登録車ということ。

 全長4000×全幅1700〜1730mm前後のサイズのオープン2シータースポーツとなるはずだが、かつてのカプチーノが脱着式ルーフを採用することでハードトップ、Tバールーフ、タルガトップ、フルオープンの4つのルーフを実現したように、何か新しい仕掛けを採用してくる可能性もある。

 前述のとおり、トヨタ、ダイハツ、スズキの共同開発でベースは同じとなるが、デザインや細かなコンセプトは三者三様になる。

 トヨタは「現代版ヨタハチ」、ダイハツは「登録車版コペン」、スズキは「登録車版カプチーノ」ということだが、それぞれがかつての名車のイメージを追求してくる可能性が高く、それこそがこのプロジェクトのキーとなる部分でもあるわけだ。

 ベテランのクルマ好きの心に刺さるのはもちろんのこと、これらの現役時代を知らない若い世代にも新鮮に映るはずで、扱いやすいコンパクトなサイズと高すぎない価格帯が期待できる点も魅力のポイント。要するに「楽しいクルマ」の原点に立ち返るプロジェクトということなのだ。

 デビューは2027年頃が有力。カプチーノの車名が使われる保証はないが、使わない手はないとも思える。もしも2027年なら、1998年10月の販売終了以来、実に約30年ぶりの復活である。

 FFのスイフトスポーツとFRのカプチーノが用意されるなんて、スズキの近未来は熱すぎる。コスパの高さにも期待が膨らむ!

●NEWスズキ カプチーノ 予想スペック
・全長×全幅×全高:4000×1730×1230mm
・ホイールベース:2480mm
・車両重量:1100kg
・エンジン:直3、1.3L、DOHCターボ
・最高出力/最大トルク:150ps/22.5kgm
・トランスミッション:6MT/8AT
・駆動方式:FR
・登場時期:2027年
・予想価格:300万円

【画像ギャラリー】4つのルーフの再来もある!? 純ガソリンターボで復活確実のスズキ カプチーノの予想CG(10枚)画像ギャラリー

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