■永遠の名車を少しでも長く乗り継ぐために
マツダ株式会社は初代「ロードスター」(以下、「NAロードスター」)のレストアサービスについて、WEB申込受付を2017年12月13日より開始した。
NAロードスターのレストアサービスは、ユーザーのNAロードスターをマツダが預かり、オリジナルに近い状態にクルマをリフレッシュするもので、申し込んだユーザーとは、マツダのロードスターアンバサダー山本修弘氏をはじめとした担当者が面談、個別のご要望やクルマの状態に合わせてサービス内容を決定してゆく。
また、今後もNAロードスターに乗り続けるための幅広い環境作りを目指し、現在供給終了となっている一部パーツの再供給を行う。
WEB申込受付の開始にあたって、山本修弘氏は、
「レストアサービスの実現に向けて、サプライヤー各社様、専門店の方々やファンクラブのオーナー様など、これまで多方面の皆さまからご支援をいただきました。
本サービスは第27回(2018年次)RJCカーオブザイヤーの特別賞を受賞し、申込受付開始に先立って実施した事前説明会には600名以上の方々からお申込をいただくなど、みなさまからの熱いご期待を感じております。
まだ対象となるモデルや部品は限られてはおりますが、より高い品質のサービスを目指すべく、マツダはテュフ ラインランド ジャパン株式会社よりクラシックカーガレージ認証を取得致しました。お客さまとともに、このサービスを今後育てていきたいと思います」
と語っている。
なお、パーツの再供給については、オリジナルと同じくバックウインドウを解放できるビニール生地のソフトトップや、トレッドパターンを再現し乗り味にこだわったブリヂストン製タイヤSF325(185/60R14)、NARDI製ウッドステアリング/シフトノブの4点をはじめ、復刻した約150点の部品を2018年1月より販売開始。その他の生産終了部品の再供給についても、引き続き検討を進めていく。
以前より「レストアサービスを開始する」という一報は伝わっていたが、ここまでガチなものだとは思わなかった。さすがマツダ……と言うほかない。
「マツダは、NAロードスターのレストアサービスやパーツの再供給を通して、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまと特別な絆で結ばれたブランドになることを目指してまいります」
と、マツダ公式リリースは結んでいる。
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