■デザイン変更、バッテリーは1種類に
2018年4月19日、三菱自動車はi-MiEVの一部改良を発表した。
変更点は以下のとおり。
・前後バンパーのデザイン変更
・全長が3395mmから3480mmとなったことで軽自動車ではなく登録者へ
・モノトーン車には前後ドアサッシュにブラックアウトテープを採用
・スターリングシルバーメタリック、スターリングシルバーメタリック/ホワイトパールの2トーンカラー(75000円高の有料色)を設定して全5色展開に
・駆動用バッテリー温度が高い状態で急速充電した場合、充電時間が長くなるお知らせ機能を採用
・総電力量10.5kWhの「M」グレードを廃止し、同16.0kWhの「X」のみの設定とした
2009年6月に世界初の量産型電気自動車として発売されたi-MiEV。発売時の価格は459.9万円で(当時は補助金が約140万円あった)、それが現在では約300万円まで下がっている。ベースの「i」は生産が終了し、日産から量産型EVのリーフが発売、充電インフラは整備され、何より三菱は日産と資本提携を結ぶこととなった。
紆余曲折をへて、i-MiEVはいまも進化を続けている。
三菱の経営計画によると、2020年に新型軽EVを発売すべく開発が進んでいるという。i-MiEVはそれまで、もう少し新車市場で戦い続ける。
【i-MiEV車両本体価格】
X 2,948,400円 取得税・重量税免税(100%減税)
(参考)クリーンエネルギー自動車導入事業補助金 164,000円
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