■スタイリングはなぜかランクル250似?
目を引くのはTANK 700のスタイリング。日本では2023年6月にプラド後継となるランドクルーザー250プロトタイプが発表されたが、このTANK 700は250の丸目仕様とかつてのパジェロをミックスしたようなフロントマスクになっているのが大きな特徴だ。
エクステリアデザインはエアスクープの空いたボンネットに開口部の大きいフロントバンパー、スポーティな雰囲気のルーフスポイラーにリアディフューザーなど硬派なオフロードSUVにスポーツモデルの要素を散りばめている。
タイヤは275/50R22のミシュランパイロットスポーツ4SUVを履き、タフなイメージの幅が広いホイールアーチ、スイングドアやスペアホイールなどが備わっている典型的なオフロードSUVのイメージだ。
ちなみに今回、広州モーターショーに展示されていたTANK 700 Hi4-Tは、ローンチの限定車で、初回生産70台分のみとなっている。
その価格は70万中国元(約1400万円)と会場内で発表され、詰めかけたメディアの来場者たちから大きなどよめきを呼んでいた。
この限定車は2024年2月からデリバリーが開始されるとのことだが、基本メインテナンス料やネットなど道路交通サービスも含まれた車両本体価格だということのようだ。
WEYはまだ日本導入されていない中国ブランドだが、日本に上陸した場合は価格設定次第では引き合いがありそうな感じも受けた。
【画像ギャラリー】長城汽車のプレミアムSUVブランド、WEY「TANK 700 Hi4-T」がワールドプレミア!!【広州モーターショー2023】(12枚)画像ギャラリー
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