夏タイヤへの履き替えが終わったばかりの真夏は、まだタイヤの状態は良い事が多いんですが、故障するのはタイヤだけではございません。車両側に装着するホイールもあります。
金属製品であるホイールでは、ナット穴付近からサビ汁(錆による汚れ)が放射状に流れ出した跡が見られることがあります。この「サビ汁」はただの汚れではございません。ホイールが傷んできている証拠です。
ホイールやホイールを取り付けるハブは、目立った損傷や摩耗が無ければ交換しませんが、繰り返しの脱着や取り付け時の不備などで少しづつダメージが蓄積していきます。
最終的にはホイール本体のひび割れ等によりナットが緩み、最悪の場合は車両への取り付け不充分となり、脱輪事故へと繋がります。実際の「サビ汁」事象からホイールの傷み具合を見てみましょう。
文・写真/ハマダユキオ
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