ついに実車初公開!! GR86 MFGコンセプトを織戸学が世界初生解説!!【東京オートサロン2022】


 ついに開幕! 東京オートサロン2022で、「MFゴースト」と実車のコラボで実現した、GR86 MFGコンセプトが初公開。

 プロジェクト・アドバイザーとしてこのクルマに携わり、スーパーGTなどでの活躍でも知られるレーシングドライバーの織戸学氏が語るGR86 MFGコンセプトの魅力とは? 実車を前にブースで生解説してもらった。

文・写真/ベストカーWeb編集部

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GR86 MFGコンセプトは「ストリート最速」

MFゴースト/頭文字Dブースに駆け付けたMAX織戸こと織戸学氏とGR86 MFGコンセプト

 東京オートサロン2022の開幕日、1月14日の朝。会場となる幕張メッセのMFゴースト/頭文字Dブースには、真っ赤なボディカラーにブラックアウトされたフロントフードを纏ったGR86 MFGコンセプトがベールを脱いだ。

 このカラーリングとデカール……原作を読んでいる方はご存じのとおり、MFゴーストの主人公、カナタ・リヴィントンの86を意識したもの。量産のGR86をベースに、レイズ製のホイール、ヨコハマ アドバンNEOVA AD09のタイヤ。そして、サスペンションにはST XTA plus3 MAX ORIDO Editionを装備するなど、MFゴーストの世界観にあったチューニングが施されている、夢のような一台だ。

 さっそく織戸学氏に実車を前にして車両のポイント、狙いなどを生解説してもらった。

◆  ◆  ◆

――まず、GR86 MFGコンセプトというクルマ全体を通した信念はどのようなところでしょうか?

織戸学氏(以下、織戸)/あくまでも「ストリート最速」みたいなイメージなので、あまりサーキット寄りに振らず、誰でも同じメニューが組める、というのが一番のポイントですかね。日本を中心とした世界中のチューニングパーツメーカーの最新の良いものを集めて、このクルマとマッチングさせているというのがテーマです。

――新型になったGR86、クルマとしてどうですか?

織戸/いや、もうすごく良いクルマですよ! 僕もマイカーとして納車されて乗っていますけど、初代86と比べるともう本当に倍くらいのポテンシャルアップをしたと言ってもいいくらい。想像以上に(エンジン排気量が)2.4Lになったことによって、今までスポイルされていたマイナス要素が(なくなって)、プラスされて、新たな車体剛性だとか上面の軽量化……そういった意味でかなりポテンシャルアップしていますね。

 だからノーマル同士で(旧型と比べて)もポテンシャルアップしているんだけど、こういったカスタムをしていくと、2.4Lの良さとGR86の良さが出て、さらに旧型との差が広がっちゃったかなと思ってしまうくらい良いです。

「どこが」じゃなくて「全部」!? MFGに欲しい要素を実車で実現!

プロジェクト・アドバイザーとして携わった織戸氏。自身が開発したタイヤなど同氏ならではのパーツが、GR86 MFGコンセプトにはふんだんにおごられている

――GR86は良いクルマになっているというお話がありましたが、そんなベースに対してGR86 MFGコンセプトは、より具体的にどこが良くなっていますか?

織戸/今回はエンジンパワーを上げているわけではないんですけど、これらのパーツを組み合わせることによるトータルのポテンシャルアップなので、ハンドリングも良いし、ブレーキング性能も良いし、ドライバーのホールド性も良い。トータルでMFGの走行シーンにおけるシチュエーションで、欲しいものが全部そろった。不安な要素がなくなっています。

 例えばブレーキでいえば、下りを全開で走ったらどうしてもノーマルだと音をあげてしまうところを、ブレーキのサイズアップによってコントロール性をアップしています。

 そしてサスペンション。ノーマルも悪くないですが、どうしても限界性能が低くなってしまっているところ、(GR86 MFGコンセプトでは)限界性能を上げたサスペンションになっています。

 それからタイヤ。ヨコハマのAD09を履いていますが、これも本当に最後までグリップが落ちない、安定したハンドリングを実現しています。またクラッチも、エンジンパワーが上がるわけではないですけれど、エンジンレスポンスの向上やシフトアップのフィーリングなど駆動性能が向上しています。

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