日産GT-Rにテリー伊藤、挑戦!? 「GT-Rで革命を起こして!!」【東京モーターショー2019】

 2019年10月28日月曜日、東京モーターショー2019のドライブパーク会場にテリー伊藤氏が登場! MCを務めるピストン西沢氏と試乗イベントを行った。そのなかから、GT-Rのチーフ・プロダクト・スペシャリストである田村宏志氏を交えてのトークショーをお届けしよう
文:ベストカー編集部 写真:池之平昌信


■NISSAN GT-R NISMO 2420万円!!

ピストン西沢さん(以下、西沢)「さあ、スポーツカー界の恐竜が登場します!」

テリー伊藤さん(以下、テリー)「なんですか? あー、やっかいなクルマが来ましたね。アッ乗っている人もやっかいだ!」

西沢「ドライブするのはGT-Rの開発責任者を務める田村宏志さんです。今回の改良では相当手を入れたとお聞きしていますが、具体的にはどのあたりですか?」

田村宏志さん(以下、田村)「NISMOは色々やらせていただきましたが、特にやったのはブレーキでカーボンセラミックブレーキを採用しました。1台ぶん500万円くらいするんですけど」

テリー 「ご、ごひゃくまんえん!?? 高すぎるよ、なんで?」

左からテリー氏、田村氏、ピストン西沢氏

田村「今回車重が1700kgを超えてしまい、安心して止まれるブレーキが欲しかったんです」

テリー「金かけ過ぎだよ! 1700kgになんかならなきゃいいんだよ!!」

田村「気持ちよく安心して曲がる、止まる、ためにカーボンセラミックブレーキにしました。パッドも専用のものにしています」

西沢「田村さん、GT-Rは世界中のモンスターモデルを相手に進化し続けなければならない宿命がありますよね。かなりのプレッシャーもあると思います」

田村「それはありますけど、小さい頃、体の大きな奴に非力な子が立ち向かう、勝つまでじゃないけど大健闘する、そんな夢を見ませんでしたか? そんな気持ちでやっています」

西沢「2シーターで平べったいスーパーカーに4シーターのクーペボディで対抗しているんだから、凄いことですよね。テリーさんちょっと乗ってみましょう」

テリー「スーパーカーぶらないというか、運転席に座るとホットするんだよね」

東京モーターショーの「ドライブパーク」会場で試乗するテリー伊藤氏。「GT-Rは富士山だ」に、会場のお客さんも納得の表情

■これが最後のGT-R?

西沢 「ローンチコントロールで発進してみましょう。ウォ〜ン、ウォ〜ン、ガー! ブオン! 凄い! 凄い! テリーさん、瞬間ワープ見ましたか?」

テリー「行くぞ、行くぞ、というクラウチングしているたたずまいがいいよね。速っ! 田村さんは、いい仕事していますね、やりがいもあるでしょう。ところでベストカーにGT-Rが生産中止になると書いてありましたが、これが最後のGT-Rなんですか?」

田村「そんなこと言えませんよ(笑)。ただお客さんが望む限り、作り続けたいと私自身は思っています。あまり、余計なものがついていない生々しいGT-Rをぜひ残したいと思っています」

西沢「日本の宝だからぜひ、作り続けてほしいですね」

テリー「GT-Rは富士山のようなもの。日本からなくなるなんて考えられないよ」

■トークショーを終えて日産ブース前でばったり田村さんと再会

テリー「田村さん、NISMOはいいけれど、もうちょっと手頃な、600万円くらいのGT-Rが欲しいね」

田村「GT-Rと名乗ると世界のスーパーカーを相手にしなければならないので、性能も負けないものにしなければなりません。テリーさんのおっしゃるように600万円くらいにできるといいんですけど……。先日スカイラインに400Rをラインアップしました。405psで乗り出し600万円プラスアルファですから、あれを“スカイラインGT-R”だと思っていただけるんじゃないでしょうか」

テリー 「あれ、売れているんですか」

田村 「意外…と言ってはいけませんが、V6、3Lツインターボモデルは人気があるんです。ハンドリングもいいし、楽しいですよ!」

テリー「田村さんは、ほんとうにクルマ好き、というよりもクルマバカだね。田村さんのこと、好きになりました。本気のバカがいなければ革命は起きませんから。田村さん、もう一度GT-Rで革命を起こしてください。期待しています」

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 その後さらに田村さんは騒音規制や燃費規制が与えるスポーツカーに与える影響やトランプ政権の燃費規制緩和策の意味などを熱心に教えてくれた。とにかく田村さん、熱すぎるぜ!

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