2017年代から値落ちしている
年式別に現行型オデッセイの値動きを見てみると、2013~2014年式の初期モデルは横這いで、2015年~2016年式が値上がり。
そしてハイブリッド車が追加された2016年~2017年式そしてマイナーチェンジ後の2017~2019年式は揃って値落ちしているのだ。
これは、値落ちしていた現行型オデッセイの割安感に気づいた多くのユーザーが、価格の安い現行型オデッセイの中古車を購入したことにより、平均価格が上昇しているという現象が今、起こっているということ。
現在、現行型オデッセイの中古車の価格帯は100万円以下の中古車もわずかに出回っていて、約79万~約478万円と非常に幅が広い。
しかも高価格帯の中古車流は走行距離10kmという新車未登録車も出回っている。そのいっぽうで予算200万円以下に絞って検索しても約240台もヒットするので、条件に合ったモデルを見つけやすい。
グレードの分布を見てみると、デビュー当初から販売されているガソリン車の2.4アブソルートと2.4アブソルートEX両グレードがともに約160台と多い。
しかし、2.0ハイブリッドアブソルートホンダセンシングEXパッケージが約80台、2.0ハイブリッドアブソルートEXホンダセンシングが約50台と流通台数が増えている。
運転支援システムであるホンダセンシング装着車に絞れば、2.4Lガソリン車より2.0Lハイブリッド車のほうが流通台数は多いくらいである。
オデッセイを買うならこれ!!
ハイブリッド車で最も流通台数の多い、2.0ハイブリッドアブソルートホンダセンシングEXパッケージの価格帯は約230万~約390万円で、200万円台前半で運転支援システムや快適装備が充実したホンダのフラッグシップミニバンが手に入るのである。
いっぽう、2.4Lガソリン車でホンダセンシングを標準装備しているグレードで最も多い2.4アブソルートEXホンダセンシングの価格帯が約239万~約390万円と同レベルとなっているのである。
走行距離はハイブリッド車のほうが延びているが、新車時価格の差がほぼ無くなっているのである。これならば、ハイブリッド車を積極的に狙うのが賢い選択と言えるだろう。
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