■ライバル「シエンタ」よりもお得感はフリードが勝る
フリードのライバルとなるのがトヨタ「シエンタ」だが、現行モデルはフリードより1年早い2015年に登場。販売期間が長いということもあり、現行型シエンタの中古車は約2730台と豊富な流通台数となっている。平均価格は3カ月前が約177万円で今月は約173万円と年式が1年古いこともあり、フリードより価格の安いクルマが多くなっている。
現在の平均価格はシエンタのほうが安くなっているが、フリードのほうが、値落ち幅が大きくなっていることそして運転支援システムはフリードのほうが充実していることを考えると、お買い得感が高いのはフリードと言える。
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また、フリードの派生モデルである5人乗り仕様のフリード+の中古車の流通台数は現在約360台で、マイナーチェンジ後の11月が約180台だったので倍増。そして、平均価格はほとんどが前期型ということもあり、3カ月前の約212万円から約201万円へと下がっている。新車時はフリード+のほうが高額だが、中古車では逆転現象が起こっているのは興味深いところだ。
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