三菱アウトランダーが中古で狙い目に!! いま買い得感が急上昇!!

■中古市場でも注目はPHEV マイチェン直後のモデルがいま狙い目!

 まずはガソリン車のアウトランダーから。現行型アウトランダーの中古車の流通台数は約120台とかなり少なめ。3カ月前の2020年5月時点でも約170台なので減少傾向となっているし、そもそもの流通台数も少なめだ。中古車の平均走行距離は3カ月前の時点が約3.3万kmで、現在は約3.7万kmに延びているものの、平均価格は3カ月前の約185万円から約192万円へと値上がり基調となっている。

 一方の、アウトランダーPHEVの中古車の流通台数は3カ月前の時点で約660台だったが、2020年8月は約580台まで減少しているものの、ガソリン車の3倍以上の流通台数を誇っており、アウトランダーの主力モデルはPHEVということが明らかだ。中古車の平均走行距離は3カ月前の約2.7万kmから約2.3万kmへと減少しているものの、平均価格の推移は3カ月前そして8月ともに約280万円と横ばいで推移している。

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 続いて価格帯やグレード構成などをチェックする。ガソリン車のアウトランダーの中古車の価格帯は約68万~約291万円で、2015年に行われたマイナーチェンジ後のモデルでも約115万円から購入可能となっている。

 グレード構成は、「2.4Gナビパッケージ」と「セーフティパッケージ」が約32台で並び、標準車の「2.4G」が約26台で続き、4WD車が中心だ。運転支援システム「e-Assist」に改良が加えられた2017年2月の一部改良後のモデルでも約178万円から購入できるので、バリュー感は高い。

熟成を経て完成度を高めてきたアウトランダーPHEV。2018年のマイナーチェンジではエンジンの2.4L化のみならず、構造用接着剤の塗布範囲を広げるなど地道な改善を行い質感も大幅アップ

 一方のアウトランダーPHEVの中古車の価格帯は約98万~約469万円とかなり幅広いのが特長。わずか3台ながら100万円以下のプライスを付けた中古車が出回り始めた。

 2015年にフェイスリフトしたマイナーチェンジが行われているが、マイナーチェンジ前の2014~2015年式の平均価格は約173万円。マイナーチェンジ後の2015年~2017年式の平均価格は約254万円と約81万円の価格差となっている。それ以上に注目はマイナーチェンジ後の平均価格は横ばいに対して、マイナーチェンジ前は値落ちと値動きが分かれているのだ。

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 アウトランダーPHEVの中古車のグレード構成は、最も多いのが約154台で「2.0Gナビパッケージ4WD」。続いて約125台の「2.0Gセーフティパッケージ4WD」。そして約97台で「2.4G 4WD」が続いている。

 最も多い「2.0Gナビパッケージ4WD」で2015年のマイナーチェンジ後モデルの価格帯は約185万~約345万円。プラグインハイブリッドEVシステムのエンジンが変更された、2018年のマイナーチェンジ後で最も多い「2.4G 4WD」の価格帯は約322万~約431万円とまだ割高。したがって、アウトランダーPEHVの狙い目は2015年のマイナーチェンジ後のモデルと言える。

 予算300万円以下で約350台もあり、走行距離も少ない中古車が多いのでオススメだ。ボディカラーは白、黒、シルバーに混じって赤が多いのもアウトランダーPHEVの中古車の特長となっている。

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