2020年現在、GTOはいくらで買えるのか?
現在、GTOの中古車の流通台数は約27台とかなり少なめだ。3カ月前の2020年5月時点では、約32台だったので、緩やかながら減少傾向となっている。
中古車の平均走行距離は3カ月前の約9.3万kmで、現在は約9.8万kmとわずかながら延びている。
そして平均価格の推移だが、流通台数が少ないこともありかなり激しい動きを見せていて、3カ月前の約140万円から現在は約164万円まで上昇。
2020年8月の上旬にはピークともいえる約178万円まで値上がりしており、その後は上下10万円幅で上げ下げしている。もっと長い1年というスパンで見てみると1年前、2019年9月の時点では約110万円だった。
その後緩やかな値上がり傾向が続き現在の水準まで値上がりしている。これはR32型スカイラインGT-Rなどと同じ北米の25年ルールが影響しているのは言うまでもないだろう。
GTOの中古車の価格帯は約38万~約380万円と幅広くなっているものの、新車時価格を上回るようなプレミアム価格にはなっていないし、100万円以下の中古車もまだ9台も流通している。
100万円以下の中古車は自然吸気車が中心だが、初期のリトラクタブルライト車は流通していないものの、大きなリアスポイラーが特徴の最終型まで手に入る状況だ。
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いっぽう、ターボ車は100万円以下では1台しかない。グレード構成は3.0ツインターボが約14台で、価格帯は約130万~約380万円で最高値の物件は初期のリトラクタブルライト車なので、高年式だから高いということはなくコンディションの良し悪しが価格に反映されている。続いては3.0の自然吸気車で約10台。価格帯は約38万~約170万円となっている。
そして残りは1994年8月に追加されたツインターボMRで、価格帯は約189万~約294万円となっている。アクティブエアロシステムをはじめとした電子デバイスを満載したGTOは1996年8月のマイナーチェンジ前モデルのターボ車となるので、もう残りは10台程度しかない。
直線番長と言われたハイパワーを数々の電子デバイスで制御するGTOを手に入れるならば、もう迷っている時間は長くはない。
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