■日本で3台しか確認されていないプレミア級の個体
かつて、筆者が所属していた編集部でMT車の社用車を購入しようという話が出た時、このランサーエボリューションVI トミ・マキネンエディションを購入することを勧めた。それは当時からこのモデルの人気が高く、売却時にも値が下がらないという確信があったからだ。
本当は最も人気の高かったエボIVにしか設定されていないカナルブルーを狙っていたのだが、さすがに予算オーバーで手が届かずスコーティアホワイトを選んだ。1年ほど社用車として活躍してくれたが、購入時と変わらない価格で引き取られていった。
現在、エボVI トミ・マキネンエディションの中古車は3台がスコーティアホワイト、1台がピレネーブラックだ。もし、カナルブルーやスペシャルカラーパッケージのパッションレッドのクルマならば、きっと500万円は下らない価格を付けることとなるだろう。
海の向こうでは1000万円オーバーとなっているが、日本ではまだ400万円からエボVI トミ・マキネンエディションが購入できるのだから、喜ぶべきことなのかもしれない。
ランサーエボリューションシリーズは高性能4WDセダンなので、前オーナーの使い方やメンテンナンスの頻度でコンディションは大きく差が付く。価格だけに縛られず、しっかりと見極めて購入したい。
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