ホンダ フィットRSで悩むなら中古のモデューロXも検討せよ!

ホンダ フィットRSで悩むなら中古のモデューロXも検討せよ!

 2022年秋のマイナーチェンジで復活したホンダ フィットRS。1.5Lエンジンや専用の足回りは好評だが、半年にもなる長い納期が悩みのタネ。そこで提案! 中古のモデューロXを狙おう! 走りはRSに負けないし、今なら極上モノに手が届く。リセールバリューもバッチリだぜ!

文/萩原文博、写真/ホンダ、ベストカーWeb編集部

■5つのタイプで登場した4代目フィット

2022年10月にマイナーチェンジをうけたホンダ フィット。従来のベーシック、ホーム、リュクス、クロスター、ネスという5つのバリエーションからネスが廃止されRSが追加された
2022年10月にマイナーチェンジをうけたホンダ フィット。従来のベーシック、ホーム、リュクス、クロスター、ネスという5つのバリエーションからネスが廃止されRSが追加された

 2022年暦年の新車販売台数で、コンパクトカーを調べてみると、トヨタヤリスが8万5847台でトップを獲得。2位が日産ノートの6万7607台、そして3位がホンダフィットの6万271台となり、常勝車だったフィットは苦戦が続いている。

 4代目となる現行型フィットは、2020年に登場。歴代フィットが築き上げた優れた性能・機能をベースに、数値では表せない価値である心地良い視界、座り心地、乗り心地。そして使い心地という「4つの心地よさ」を提案したモデルだ。

 搭載されているパワートレインは1.3L直列4気筒DOHC i-VTECエンジン+CVT。そして1.5Lエンジン+走行・発電を行う2つのモーターを採用したe:HEV(イーエイチイーブイ)と呼ばれるハイブリッドシステムの2種類を搭載している。

 また、従来のような装備などの違いによるグレード設定ではなく、ユーザーの生活に合わせた5つのタイプを用意。5ナンバーサイズが中心ながら、クロスオーバーSUVのクロスターは3ナンバーサイズとするなど個性を際立たせているのが特徴だ。

 安全装備も、現行型フィットには、先進の安全運転支援システムHonda SENSINGを全グレードに標準装備。フロントウインドウ内に設置されたフロントワイドビューカメラと車両前後に装着された計8つのソナーセンサーによってドライバーをサポートする。

■2022年10月のマイチェンで待望の「RS」を追加!

2022年10月のマイナーチェンジで追加されたホンダ フィットRS
2022年10月のマイナーチェンジで追加されたホンダ フィットRS

 新車のセールスが苦戦していた現行型フィットは2022年10月にマイナーチェンジを行い、商品力に磨きを掛けた。

 まず5つのタイプは、毎日をアクティブに過ごしたい人向けに設定されたNESS(ネス)が廃止され、デザイン、走りの質にこだわったRSを追加。ベーシック、ホーム、リュクス、クロスター、RSの5タイプとなった。

 モデル変更に伴い、外観デザインも手が加えられている。フロントノーズをスッキリ見える形状に変更すると同時に、アッパーグリルの位置を上げている。そしてホームとリュックスはその上部にメッキ加飾のラインを水平に通すことで、より端正なデザインに進化させた。

 フロントグリルを採用しているクロスターは、フロント、サイド、リアガーニッシュをシルバーに変更。タフギアらしいデザインとすることで、クロスオーバーモデルであることを強調している。

 注目の新グレードのRSは、専用のフロントグリル、フロントバンパー、サイドガーニッシュ、リアバンパー、リアスポイラー、アルミホイールの採用でスポーティさを強調。

 また、荒れた路面で車体の揺れを抑えるため、徹底的に性能を突き詰めたRS専用のサスペンションを採用し、質感の高い爽快な乗り味と操る楽しさを目指している。

 さらに、e:HEV RSにはアクセルオフ時の減速力を4段階で選択できる減速セレクターや3つのドライブモードスイッチを装備することで、シーンに合わせた走りを可能としている。

 また、搭載されているパワートレインは、ガソリンモデルは従来の1.3Lエンジンから1.5Lエンジンに変更。一方のe:HEVモデルは、走行用モーターの最高出力を123psへと14psアップし、気持ち良く伸びる加速性能を実現している。

 運転支援システムでは、従来の機能に加えて、トラフィックジャムアシスト(渋滞支援機能)、急アクセル抑制機能が新たに標準装備された。

 マイナーチェンジを行ったフィットの新車価格は159万2800円~266万4200円で、注目のe:HEV RSの2WD(FF)車は234万6300円となっている。

次ページは : ■長い納車待ちが悩みならそれに代わるモデルが!

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