現行マークXを中古で買うなら今!! 消滅後は値上がり必至!?

中古車の狙い目は中期型

 続いては年式ごとの値動きを見てみる。先ほども書いたとおり、最終型のマークXは2度のマイナーチェンジでフロントマスクが3種類あるので、便宜的に前期型、中期型、後期型として紹介する。

2009~2012年に販売された前期型。現行マークXの最初のモデルで、フロントマスクはヘッドライト下側のラインが特徴的だが古臭さは隠せない

 まずは2009~2012年の前期型から。中古車の平均価格は3カ月前が約102万で、今月は約105万円と3万円の値上がりを示している。

 2012~2016年の中期型では最も流通台数の多い2012~2014年式で見てみると、平均価格は3カ月前が約150万円そして、今月が約143万円と値落ち傾向。

2012~2016年に販売された中期型。ヘッドライト内側に切り欠きを入れたデザインを新たに採用しイメージチェンジ。シャープさが強調された

 そして2016~2019年の後期型だが、こちらの平均価格は3カ月前が約238万円で、今月は約252万円と14万円も上昇している。

 年式の進んだ前期型と新しい後期型が値上がり、いっぽう中期型は値落ちとモデルによって値動きが異なっている。そして今マークXの中古車の狙い目は2012~2016年式の中期型というのが見えてきた。

 最終型マークXの中期型の中古車の流通台数は約500台で、価格帯は約51万~約340万円と幅広くグレードではベーシックな250Gが最も多くなっている。

2016年から販売されている後期型。基本的なデザインは中期型を踏襲するが、グリルなどが変更されてスッキリ。安全装備の充実も大きなポイントだ
2019年1月に発表されたGRMN第2弾は350台限定で販売され、513万円という高額車両にも関わらずあっという間に完売

 いっぽう、カスタマイズモデルのGRMNや+Mスーパーチャージャー、350G’sカーボンルーフなどはいずれも1~2台と流通台数が非常に少なく、今後はさらにプレミアム価格となるのは間違いない。

 こういったモデルを狙っている人は常に中古車をチェックし、早めに手に入れることをオススメしたい。

【画像ギャラリー】スペシャルなマークX 8モデル

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