東京オートサロン2025のダイハツブースは、全日本ラリーやK4GPなどで話題をまいた軽のレースマシン「ミラ イース GR SPORTコンセプト」 を公開、その他北九州豪雨にも急行した災害支援車のハイゼットトラックなども展示するなど、暮らしに寄り添うダイハツを猛烈アピールしてるぜ!
文:佐々木 亘/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】カナードみたいに見えるミラ イース GR SPORTのフロントバンパーを見てよ!(9枚)画像ギャラリー■手の届くレースカー「ミラ イース GR SPORT」が熱い!
ダイハツは「モータースポーツのすそ野を広げ、走る楽しさをみんなのものに」と「地域に寄り添い、日々の暮らしを守る」をテーマに7台を出展。中でも最も注目を集めたのが、ミライースGR SPORTコンセプトだ。今回はあくまでもコンセプトカーとしての出展になるが、完成度は高く、すぐに市販化できそう。
現行型ミライースをベースにして、ボディ前後に専用バンパーを装備。黒く塗られたフロントバンパーコーナー部分がカナードのように見えてカッコいい。足元にはBBS製鍛造ホイールを装着し、ブリヂストンのポテンザRE050を履きこなす。タイヤサイズは165/50R16だ。
他のGR SPORTに倣い、エンジンチューンは行われていないが、トランスミッションには5MTを載せ、ターボチャージャーが取り付けられた。軽量コンパクトなボディとターボパワーで、手足のように気持ちよく動かせる操作フィールが実現されていることは想像に難くない。カスタマイズは見た目ではなく機能性にこだわるのがGRの血筋。スポーツモデルの入門編に最適な一台だ。
【画像ギャラリー】カナードみたいに見えるミラ イース GR SPORTのフロントバンパーを見てよ!(9枚)画像ギャラリー■災害現場で活躍するハイゼットトラックも!
また全日本ラリー選手権やラリージャパンに参戦した、ミライースとコペンGR SPORTが展示され、ダイハツのモータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくりへの取り組みを示した。
そして災害支援を通じて得た知見を基に、必要な電源や防災セットを搭載した、アトレーWILDRANGER2や、実際に九州北部豪雨災害支援で活躍したハイゼットトラックリフト災害支援車なども展示する。
災害現場でクルマに何ができるのかを考え、実行に移しているダイハツの取り組みは、今後社会インフラの一部になることも期待したい。これからもダイハツは、生活を豊かにするモビリティを作り上げていくぞ!
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