数々の的中スクープや、いくつかのハズレスクープまでお送りしているベストカー編集部だが、今後登場するクルマを整理すると、実に多くのスポーツカーが登場を控えている。ここではベストカーが登場を予想するFRスポーツをご紹介する。
※本稿は2025年3月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ、マツダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年4月10日号
担当は考える葦である
ある日、カップラーメンの出来上がりを待ちながら、「(スクープの)いいネタ入んねーかなー」とぼんやり考えていたら、もしかしたら、日本はスポーツカー天国なのではないか、という考えに至った。
日本車は常にスポーツカーをわりと多めにラインナップしている。スポーツカーを喜ぶユーザーは一定数いるものの、大部分は「そうでもない」というのが万国共通のクルマ事情のはず。
それなのに日本車にスポーツカーが多いのはなぜなのか? 担当は「自動車メーカーのなかの人に本物のクルマ好きが多いからでは?」という仮説を立てている。
その真偽を確かめるのも一興だが、それは本項の目的ではない。ありがたいことに日本のスポーツカーがこれからも充実することは決まっている。その理由ではなく、車種や内容について、今わかっている情報をお伝えするのがこの記事のテーマなのだ。
FRスポーツが6車種登場!?
まず、日本はFR天国でもあるという話から始めよう。2027年までの登場が予想されるスポーツカーのなかに、なんと6車種ものFR車が入っているのだ。
トヨタGRの新型86、新型スープラ、新型スーパースポーツ、レクサスのLC+RC統合スポーツ、そしてマツダのRX-7後継ロータリースポーツとマツダスピリットレーシング ロードスターである。
新型86&スープラは、トヨタ渾身の次世代2Lエンジンを搭載する。86はNAの純エンジン、スープラはターボのハイブリッドという情報で、スープラはマツダの直列6気筒エンジンの供給を受けるという未確認情報もあるが、今のところその真偽は不明だ。
レクサスLC+RC統合スポーツは新型スープラの兄弟車的存在。スープラが本格スポーツなのに対し、レクサスはラグジュアリースポーツクーペを目指す。スープラは2シーター、レクサスは2+2シーターという差別化も考えられる。
GRスーパースポーツはかつての名車、レクサスLFAの後継車という位置付けだが、GRブランドで登場するというのが今、編集部に入っている情報だ。V8、4Lツインターボのマルチステージハイブリッドで、システム出力は900psクラスになるという。
マツダのRX-7後継ロータリースポーツは「ICONIC SP」の名で2023年のジャパンモビリティショーに出展されたモデル。全長4180×全幅1850×全高1150mmのボディに370psを発生する2ローターのロータリーEVシステムを積む。
ロータリーエンジンが直接駆動にも関わるのか確信的な情報はないが、期待が膨らむ一台なのは間違いない。























コメント
コメントの使い方雰囲気だけならFFスポーツで十分だともおもうけどね。コペンとか良い感じに売れてるよ。とにかく速さより雰囲気が大切。トラクションとかハンドル切ったときのベクトル図とか、効率を考えると前輪駆動がベスト。てっいうか最近、あまりに後輪駆動礼賛が行き過ぎてる気がするぞ…。
ますますFR車両が貴重になっていく
まず現状が、自国メーカーだけでもトヨタ日産スバルマツダと、4社ものメーカーのFRスポーツを選べるという
世界中から羨まれる状態の日本。さすがにそれは今だけの特別な期間だと思っていたら、今後
スバルはOEMになってしまう可能性あるのの、トヨタマツダは更に1車種ずつ増える予定。
もう「日本はエンジン付きFRスポーツカーのメッカ」と言ってもいい。しかもスポーツ四駆でも筆頭。90年代張りの文化中心ですね。
どこか1社くらいハイパーカー作ってくれないかな
レクサスでもいいのよ