クラシックMINIといえば、FFの真価を世界に広めた名車。そのMINIが、今イギリスで“電動化”という新しい息吹を吹き込まれている。その心臓部に、日本のエクセディ製モーターが搭載されるというニュースが飛び込んできた。レトロとハイテクの融合、これはもうクルマ好きなら心が躍らずにいられない!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:エクセディ
【画像ギャラリー】国産車でも人気出そう! EV化されたクラシックMINIを見て!(8枚)画像ギャラリーエクセディ×MINI=ワクワクの方程式
大阪に本拠を置く部品メーカー「エクセディ」が手がけたのは「AFT140i」という名のアキシャル・フラックスモーター。最大出力は60bhp(約45kW)、トルクは135Nmという必要十分な性能を誇る。ガソリン時代のMINIの軽快さをそのままに、スムーズでトルクフルな走りを加えれば、まさに“ゴーカートフィーリング”の電動進化版だ。
さらにこのモーターは軽量・コンパクトで、クラシックMINIの狭いボンネットにもすっぽり収まる。専用の制御ソフトと組み合わせれば、アクセルを踏んだ瞬間にトルクがドンと立ち上がる。思わずニヤリとするような加速感を、クラシックMINIのかわいいボディで味わえるのだから、これ以上の贅沢はないだろう。
日本で走らせたい! “未来のクラシック”
この電動クラシックMINIを手がけるのは、英国のElectrogenic社。クラシックカーをEVに仕立て直すカスタムの名手で、今回エクセディとの協業により、日本メーカーの技術がヨーロッパのクラシック文化とガッチリ融合した形だ。
ここで想像してほしい。休日の街角で、サクッと静かに走り抜けるクラシックMINI。排気音はなくても存在感は抜群、しかも環境にも優しい。見慣れたMINIなのに、中身は最新EVというギャップに気づいた瞬間、きっと笑顔がこぼれるはずだ。
大阪生まれのエクセディが送り出すモーターを積んだ電動クラシックMINI、日本の道でもぜひ走らせてみたい。昭和の懐かしさと令和のテクノロジーが同居するその姿は、クルマ好きにとって最高の“タイムスリップ試乗”になるに違いない。










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