ホンダはジャパンモビリティショーでミドルクラスSUV、「CR-V e:HEV RSブラックエディション」を出展するとともに今冬から発売すると発表した。どんなモデルなのか、解説していこう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ホンダ
【画像ギャラリー】ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディションと新型RAV4を写真でチェック!(9枚)画像ギャラリーe:FCEVに続いてついに本命のハイブリッドが登場
2022年から北米仕様を皮切りに、欧州、中国、東南アジアなどで販売されている6代目新型CR-V。日本では5代目CR-Vが2022年12月に販売終了後、ZR-Vが実質的にCR-Vの後を受け継ぐ形で導入。しかし、グローバルでの人気を受けて、2024年7月に燃料電池車のCR-V e:FCEVが発売された。
そして今回ジャパンモビリティショーで「CR-V e:HEV RSブラックエディション」が出展され、合わせて今冬に発売することが発表された。
出展されたのは、ホイールやフロントグリル、サイドミラーなどブラックブラックアクセントを配した日本専用のe:HEVのRSブラックエディション。
スレートグレーの実車を見ると、ブラックアウトされたハニカムグリル、ボディサイズのキャラクターラインが、ヴェゼルRSと重なるものの、やはりふた回りほど大きく感じる。よく見るとボディの作りがガッチリしていて質感が高く感じた。
ボディサイズは公表されなかったので、北米仕様のCR-VのSPORTS HYBRIDのボディサイズを見ると、全長4694(184.8インチ)×全幅1867(73.5インチ)×全高1689(66.5インチ)、ホイールベースは2700mm(106.3インチ)。
ライバルとなる新型RAV4(2025年12月17日発売予定)は全長4600×全幅1855×全高1680mm、ホイールベース2690mm。エクストレイルは全長4660×全幅1840×全高1720mm、ホイールベース2705mm。3台のなかではCR-Vがやや大きい。
注目のハイブリッドシステムは?
ハイブリッド(e:HEV)は2L+2モーターのアコードハイブリッドに搭載されているものとほぼ同じもの。日本仕様のアコードハイブリッドは147ps/18.6kgmの2Lエンジンに184ps/34.2kgmのモーターを組み合わせている。
日本仕様のCR-V e:HEVのスペックは未発表のため、北米仕様のCR-Vハイブリッドのスペックを見ると、2Lエンジンは145hp/19.2kgm、モーターは181hp/34.2kgm。上記のスペックと大差はないだろう。
ドライビングモードはスポーツ/ノーマル/ECON/スノーという4つのモードがあり、スイッチで切り替えが可能。これにリアルタイムAWDが合わせることで、雪上においても、「走る・曲がる・止まる」のすべてに、高い安心感を実現しているという。
リリースによれば、「電気の力によるスムーズな走り出し、コーナーでのトルク感、澄みわたるエンジン音」と謳っていることからもわかるように、走りの楽しさが味わえるSUVに仕上がっているようだ。














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