スチールホイールのトップ企業「トピー工業」のグループ会社でありながら、意外と知られていないトピー実業。そのすごさについては別記事で紹介した通りだが、実際のホイールの出来栄えはどんなものなのだろう? 毎度お騒がせの2人、編集長シオカワと編集部員キムラが、4種類のホイールをチェックしてみた!
文と写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】編集部員が選んだお気に入りホイールはここからチェック!(14枚)画像ギャラリー【ロンギヌスRE-X】レクサスのスタッドレス用とかにいいかも!
今回は編集部にトピー実業の手がけるアルミホイール4本を集め、シオちゃん&キムちゃんの2人にじっくり触ってもらうことにした。早速トヨタ&レクサス専用に設計されたロンギヌスのRE-Xから行ってみよう!
シオカワ(以下「塩」)「ロンギヌスってトヨタ&レクサス専用っていうことは、ナットのテーパー角などが専用なのかな。これさ、スポークがすごく凝っているのよ。ダブルスポークの表面に切れ込みが入ってて、それが合流して中心まで来てる。スポーク側面にも段差があってアクセントになってるよね。こういうのなかなかない」
キムラ(以下「木」)「おおお。キムラはリムの段付きの感じがいいなと思いました。カタログ見たらフローフォーミング製法なのね。RE-Xって4万8400円からあるんだけど、この値段でフローフォーミングってすごくない?」
塩「まじか。あースポーク裏側もちゃんと肉抜きされてる。このあたりは長年培ったノウハウが生かされてるんだろうな」
木「センターキャップの『ロンギヌス』のロゴもちゃんとデザインされてんだね。エルとジーの組み合わせで悪くない」
塩「カスタム用としても使えるけど、たとえばレクサスRXとかNXのオーナーがスタッドレスに履き替えるってとき、だっさいホイール履くわけいかないじゃん。そういうときにおすすめかも」
木「あー確かに。値段もお手頃なのでタイヤとセットで買ってもコスパはいい。17インチから21インチまであるからマッチングもしやすいでしょー」
【ドルフレンTLM-02 ハイパーシルバー】ピアスボルトが効いてる!
お次は15交点メッシュデザインという凝ったフェイスを持つドルフレンのTLM-02。2色あるうちのハイパーシルバーというカラーだ。
木「これ、この前アウトランダーに履かせて実際走ってみた」
塩「どうだった?」
木「複雑なデザインなので存在感がすごいのよ(タメ口)。ノーマルホイールと同じ20インチだったんだけど、せっかくなら21インチにすればよかった。タイヤのエアボリュームを落とせば、もっと迫力出たもん」
塩「確かにすごいデザインだよね。スポークの中にスポークが入ってる(笑)。内側から延びるスポークが直接リムにくっついてないのよ。リムから延びるスポーツと途中で結びついて一つになってる」
木「ダミーではあるけどピアスボルトが付いてる。全体的にはツヤ感があるんだけど、このボルトが付いてるリム部分だけはトーンを落ち着かせてるところが気配りだね」
塩「ボルトを埋め込んだ部分が奥に引っ込んでる。だからデザインに奥行感があんのね」


















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