今のマツダは新型CX-5に全力投球という印象だが、その裏で見逃せない存在が、静かに、しかし確実に姿を現した。中国で生まれ、欧州でマツダ車としてデビューした電動クロスオーバーSUV、CX-6eである。マルチパスウェイ戦略を掲げるマツダの次の一手として、これはかなり意味深だ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:マツダ
【画像ギャラリー】日本に来るかも!? EZ-60のディテールをじっくり見て!(23枚)画像ギャラリー中国発のEZ-60が欧州でCX-6eに進化
CX-6eは、2025年の上海モーターショーで長安マツダが公開した新型電動クロスオーバーSUV「MAZDA EZ-60」をベースに開発されたモデルだ。中国では長安汽車との協業による新エネルギー車として登場し、BEVとPHEVの2本立てで幅広いニーズに対応する戦略モデルとして位置づけられている。
そのEZ-60を、マツダが欧州市場向けに再構築したのがCX-6eである。2026年1月9日にベルギーで開幕したブリュッセルモーターショーで世界初公開され、今夏には欧州での発売が予定されている。さらにオーストラリアにも年内導入が計画されており、CX-6eはれっきとしたグローバルマツダ車としてステージに上がった。
マルチパスウェイ戦略を体現する電動クロスオーバー
CX-6eは、すでに欧州で販売されている電動セダンのMAZDA 6eに続く、協業バッテリーEVの第2弾という位置づけだ。デザインコンセプトは「FUTURE + SOUL x MODERN」。マツダらしい造形美と先進性を融合させたスタイリングは、クルマとしての存在感と電動車ならではの未来感を両立している。
走りの面では、欧州市場の特性に合わせてハンドリングや乗り心地を最適化。「人馬一体」というマツダのコアバリューを、電動SUVというフォーマットでしっかりと磨き上げている点がポイントだ。また、音声やジェスチャーによる操作、最新の運転支援機能、デジタルサイドミラーなどの知能化技術も積極的に採用し、安全性と快適性を高い次元で両立させている。
日本では新型CX-5の動向が気になるところだが、電動化を含めたマルチパスウェイ戦略全体を俯瞰すると、CX-6eの存在は無視できない。特に注目なのが右ハンドルとなる豪州向けだ。欧州の安全基準を満たし、さらに右ハンドルモデルがあれば、日本導入の大きなハードルはなくなった気もするのだが……。
中国と欧州をつなぐこのクルマは、マツダの次世代SUV像を読み解く重要なヒントになりそうである。
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