2026年1月現在、日本で販売されている国産車&輸入車から、ジャンル別に価格帯を定め、そこで買える「世界一」を評論家10名の順位で決定する。ここでは300万~500万円の3列シートミニバンから世界一を選ぶ。あなたは誰に共感する!?
※本稿は2026年1月のものです
文:国沢光宏、竹岡 圭、渡辺陽一郎、鈴木直也、小沢コージ、片岡英明、岡本幸一郎、松田秀士、橋本洋平、斎藤 聡
写真:三菱、トヨタ、日産、ホンダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年2月26日号
300万~500万円の3列シートミニバン世界一……国沢光宏の評価
正直、私はこの順位(1位デリカD:5、2位ノア/ヴォクシー、3位セレナ、4位フリード、5位ステップワゴン、6位シエンタ)を見て「なんだよ!」とまったく納得できない!
ノアとセレナの完成度、まったく違う。なのに、この2台は1点差! フリードとステップワゴンとシエンタも1点差ずつで、しかも一番売れているシエンタが一番下とな! 販売面の実績をまったく反映していない結果だ。
シエンタについては上位に入れた人が少ないことが納得できない。シエンタ、コストパフォーマンスを考えたら日本車で一番優れている。だから売れている。
セレナの順位の高さにも驚く! ステップワゴンと9ポイントもの差があるのは、私には理解できない。
私はノアを買う際、ステップワゴンとセレナも比較してみたが、走りや燃費や使い勝手や安全性を含め、両車の間に決定的な差はないと思った。むしろノアには圧倒的な仕上がりのよさを感じた。だからこそ、ノアはオーダーすらできないほど売れている。
デリカD:5がノアに5ポイントも差を付けたのは意外でした。というか全体的にノアの評価が低いように思う。1位にしたのは3人だけ。2位と3位がなし。そのほかの皆さん、4位と5位だ。選考理由を聞いてみたい。
私の希望としてはこのテーマに関し、座談会など開いてほしい。それぞれ理由があるんだと思うけれど、それが聞きたい。
300万~500万円の3列シートミニバン世界一……竹岡 圭の評価
デリカD:5強い! 10人中4名が1位指名です。進化を続けているとはいえ、現行モデルの登場は2007年。つまりほぼ20年経つのに今でも高い評価を受けているのはスゴイことだと思います。
ちなみに私も、運動性能とユーティリティ性能と価格という、クルマを評価するうえでのすべての項目をもってしても、間違いなく1位だと思い評価させていただきました。特にお気に入りなのは、恐竜の肋骨を彷彿とさせるリブボーンフレーム構造の高剛性ボディとAWD性能。
さらに3列目シートのスライド量がしっかり取られているので、すべての席に着座する場合、絶妙に全員の足元が窮屈にならない調整ができたりするのも美点です。まぁ、シートのアレンジ方法はさすがに古さを感じますが……。
続くノア/ヴォクシーとセレナは、合計点では接戦でした。両車とも1位に推した方が多く、また7位以下にした方もいなくて、皆さんの高平均点を取ったのが勝因となりました。
面白いのがそこに1点差で続く、フリードとステップワゴンとシエンタ。フリードとシエンタはどちらも1位に推した方がいらっしゃってのこの位置なのですが、ステップワゴンは皆さんの平均点でこの位置に。実は11台中、1位もビリもつけた方がいなかったのは、ステップワゴンだけなんです。
6代目に至るまで、走りに振ったり、リアゲートの開き方を工夫したり、毎回個性を打ち出しながら紆余曲折を経てきたモデルであり、実は現行モデルが一番オーソドックスな気もしますが、その如才なく作り込んだ感じが、きちんと点数に表れたのでしょう。
コスパ比較だと、為替面でも輸入車には厳しいですが、ユニークなモデルが増えてきたのは楽しいですね。
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