新型シトロエン C5エアクロスは、派手に売れ筋を狙うタイプではないかもしれない。だが、ユニークなデザインや充実装備、そしてシトロエンらしいゆったりした乗り味まで見ていくと、かなり気になる存在に変わってくる。惜しいポイントも含めて、フレンチSUVの実力をチェックしていく!
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:望月勇輝、ステランティス、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】さすがフランス車!! シートのパターンまでオシャレすぎる!! ドア横の音符マークもポイント!(16枚)画像ギャラリーコスパにうるさい人も納得する出来!?
フルモデルチェンジして登場したシトロエン新型C5エアクロス。クルマ好き以外は知らないかもしれないが、見逃すともったいないほどに魅力的なのだ! だが、同時に不満もあるので一挙にレポートする。
1. ユニーク&ファッショナブルな仕立て!
フランス車と聞くだけでオシャレなイメージを持つかと思うが、期待通りの仕上がりだ。新デザイン言語を反映したシルエットやシトロエンライトウィングスと称するエアロデザインのテールランプはとてもユニーク。人とは違うところに価値を見出すシトロエンらしさに溢れている。
他のフレンチメーカーとは一線を画すカジュアルな内装も素敵。テップレザーやファブリックをあしらい、モダンな空間に仕立てている。
2. 輸入車とは思えぬハイコスパ!
驚いてほしいのは充実装備の数々。マトリクスLEDヘッドライト・オールシーズンタイヤ(ミシュラン・クロスクライメートSUV)・シートベンチレーション・前席マッサージ機能などが備わる。それで585万円というプライスは国産車かと思うほど! コスパにうるさい筆者も黙るほどの内容だ。
なお、PLUSとMAXの差額は35万円。装備差は先に紹介したもの加えて、ツートンルーフ・ヘッドアップディスプレイ・前後シート&ステアリングヒーター・アルミペダルなど。お値段以上の装備差があるため、買うなら後者一択だろう。
3. 輸入車とは思えぬハイコスパ!
「さすがシトロエン!」と唸らせた乗り心地。ご自慢のアドバンスドコンフォートシートはモッチリした掛け心地で快適そのもの。プログレッシブハイドロリッククッション(PHC)と呼ぶ独自構造のダンパーにより、細かな振動からフルバンプするような場面まで乗り心地を損なわない。上質という表現では足りないほどに心地よかった。
また、先代よりもホイールベースが伸びた分、ゆったりしたドライブフィールがある。リラックスした体勢でどこまで流していたいと思える一台。ロングツアラーとしての性格が強まっている。
4. アレとアレがない……
現代装備ともいえるオートホールド。信号待ちや渋滞時にブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持してくれる安全・快適機能だが、実は備わっていない。価格帯やセグメントを考えれば付いてて当然なので、いち早く採用されることを願う。また、パノラミックサンルーフ非設定なのも惜しい。SUVとの相性抜群ゆえに欲しかった。
商品力をさらに高めたシトロエンのフラッグシップSUV。物価高騰も考慮すればかなり頑張った価格だと思うので、気になる方はぜひともお近くの販売店でご試乗を!
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