2026年も新車価格の高騰が続く自動車市場。かつては「賢くクルマを買う」といえば値引きが重視されましたが、昨今は手放す際のリセールバリューにも目を向けるユーザーが増えてきており、数年後の売却額しだいで「実質負担」は大きく変わります。
リセールバリューが高いクルマといえば、トヨタ「アルファード」や同じくトヨタの「ランドクルーザー」が有名ですが、リセールが強いクルマはほかにもあります。2026年春版「リセールが強いクルマ」をご紹介しながら、損をしないために車種以外にも注目すべきポイントもご紹介します。
文:吉川賢一/写真:TOYOTA、HONDA、LEXUS、SUZUKI
【画像ギャラリー】まだアルファードやランクル買ってるの?? リセールを意識するならコレ!! 2026年春版「リセールが強いクルマ」(26枚)画像ギャラリーライズにヴェゼル、タイプRも!! 2026年春に狙うべき「リセール強者」たち
リセールが強いクルマとして、いま注目したいクルマのひとつが、トヨタ「ライズ」のガソリンモデルです。トヨタのコンパクトSUVとして不動の人気を誇るライズですが、中古車市場でもその手頃なサイズ感と価格で需要が極めて安定しているのです。なかでも最上級の「Z」グレードは装備が充実していることから、リセール面でも頭一つ抜けた存在です。
コンパクトSUVでいえば、ホンダ「ヴェゼル」もリセールが強いです。こちらはライズとは対照的に、ハイブリッドの「e:HEV」に人気が集中。グレードは「Z」か「Z・PLaYパッケージ」、ボディカラーは定番のパールホワイトを選んでおくのが、高値売却への王道ルートといえます。
さらにホンダ車では「シビックタイプR」の強さも際立っています。新車の供給制限に加え、世界的なスポーツカー需要が相場を押し上げており、中古市場ではプレミアム価格での推移が続いています。押さえておきたいボディカラーは赤や青、グレー。一般的には白や黒のほうがリセールに強いのですが、このクルマでは派手なクルマのほうが評価されやすい傾向があります。
レクサス「RX」もおすすめの一台です。先代モデルのころから高額査定が期待できる車種として有名なRXですが、ブランド力に裏打ちされた安心感から、現行モデルでも底堅い評価を得ています。特に、ガソリン仕様の「350 F SPORT」にTRD製エアロパーツを装着した車両は、その完成されたルックスから、中古車市場で高い需要があります。
スズキの小型クロカン「ジムニーシエラ」も、依然としてリセールが強いです。2018年式でも残価率が80%近くに達するなど、その驚異的なリセールバリューは、「損をしない」どころか「資産」と呼ぶにふさわしい、驚異的なポテンシャルといえます。
高く売れるかは「買うとき」に決まる!! 人気グレード&カラーがカギ
リセールを意識した買い方で重要なのは、「購入時の価格を抑えること」よりも、「手放すときに、いかに次の買い手から選ばれやすい仕様か」という逆算の視点を持つことです。
その中心になるのがグレード選びです。一般的には、装備が充実した上級グレードのほうが評価される傾向があります。必要な装備が最初から揃っている個体は、中古車としての商品力が一目で伝わりやすく、次のオーナーにとっても「買い得感」が強くなるため、結果として高値で安定するのです。
ボディカラーも、前述のシビックタイプRのように一部例外はあるものの、一般的にはパールホワイト、ブラック、シルバーの「定番3色」が圧倒的に有利。これらは国内外を問わず需要が極めて安定しており、中古車店に並んだ際の「足の速さ(売却スピード)」が段違いだからです。
また、オプション装備でぜひ考慮したいのが「サンルーフ」です。とくに海外市場ではサンルーフの有無が査定額に反映されやすい傾向があり、リセールを意識するうえでは必ず装着しておきたいポイント。昨今、中古車の海外輸出台数は過去最高を更新しており、査定に強い車種の大半は海外へ輸出されています。自分には「必要ない」と感じる装備であっても、売却時の「強力な武器」として投資しておきたい装備です。






























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