ヤリスクロスかライズか? 3月決算期のSUV販売ランキング1位は? コスパがいいSUVはどれ?

ヤリスクロスかライズか? 3月決算期のSUV販売ランキング1位は? コスパがいいSUVはどれ?

 3月は最も新車が売れる決算期だが、今人気のSUVはどれくらい売れたのだろうか? 改めて、販売台数データを見ながら売れてるSUV、売れてないSUVを見ていきたい。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、トヨタ

【画像ギャラリー】ヤリスクロスかライズか? 人気車も内装を徹底チェック!(9枚)画像ギャラリー

2026年3月決算期の新車販売台数ランキング

自販連の新車販売ランキングはヤリスが1万3607台で1位だがヤリス+ヤリスクロスを合計した数字
自販連の新車販売ランキングはヤリスが1万3607台で1位だがヤリス+ヤリスクロスを合計した数字

 自販連が発表したブランド通称名別販売ランキングでは1位ヤリス(1万3607台)、2位カローラ(1万2835台)、3位ライズ(1万646台)、6位ヴェゼル(9519台)となっているが、ヤリスとカローラはぞれぞれ、ヤリス+ヤリスクロス、カローラ+カローラスポーツ+カローラツーリング+カローラクロスが含まれているため、正確な数値がわからん! ということで、それぞれのクルマの内訳をトヨタに聞いてSUVランキングにしたのが下の表だ。

ライズの全長は3995mm、全幅も1695mmと、5ナンバー枠に収まるコンパクトなボディサイズ。最小回転半径も4.9〜5.0mと軽自動車並み
ライズの全長は3995mm、全幅も1695mmと、5ナンバー枠に収まるコンパクトなボディサイズ。最小回転半径も4.9〜5.0mと軽自動車並み

 ヤリスクロス(8120台)が1位かと思っていたが、ライズが頭1つ抜きんでて1位(1万646台)を獲得、なんとヴェゼルは9519台で2位とホンダ勢としては一矢報いた形となった。ライズは兄弟車のダイハツロッキーを合わせると、1万2828台と圧倒している。

 ちなみにヤリスはハッチバックが5480台、GRヤリスが290台、ヤリスクロスが8120台。カローラは、実に7車種となり、カローラハイブリッド(セダン)が1450台、カローラアクシオが120台、カローラクロスハイブリッドが6570台、カローラスポーツハイブリッドが1190台、カローラフィールダーが120台、カローラツーリングHVが3310台、GRカローラが90台となる。

■2026年3月SUV販売ランキング
1位:ライズ=1万646台
2位:ヴェゼル=9519台
3位:ヤリスクロス=8120台
4位:RAV4=7510台
5位:カローラクロス=6570台
6位:ハリアー=5960台
7位:CX-5=3617台
8位:bz4X=3377台
9位:エクストレイル=3114台
10位:フォレスター=2203台
11位:ロッキー=2182台
12位:NX350h=1823台
13位:CX-30=1664台
14位:LBX=1614台
15位:WR-V=1374台
16位:ランドクルーザー250=1340台
17位:CX-60=1298台
18位:アウトランダー=1095台
19位:CR-V=944台

 そのほかこの販売ランキングを見て感じるのは、10位中6車種がトヨタ勢の強さ。BEVのbz4Xが3377台というのも驚かされる。

 CX-5もモデル末期ながら7位3617台と健闘している。そして販売不振かと思えるフォレスターだがディーラー情報によると現行のB型の受注を停止しており、年次改良モデルのC型の先行予約が始まっている状況だそうだ。

 またCR-Vは月販目標台数400台に対し、販売台数は944台と好調ではないだろうか。そしてランドクルーザーの70、250、300の内訳も興味深かったので紹介したい。

・ランクル70=390台
・ランクル250ディーゼル=830台
・ランクル250ガソリン=510台
・ランクル300ディーゼル=110台
・ランクル300ガソリン=80台

ライズが売れてる理由はなんだ? 

2021年11月に追加されたe-スマートハイブリッド車も、軽快な走りをみせる
2021年11月に追加されたe-スマートハイブリッド車も、軽快な走りをみせる

 ライズの販売が好調な理由として、衝突試験に関する認証不正問題で、ライズハイブリッドが出荷を停止させたことが考えられる。2023年5月に停止して、2024年7月に再開した。その反動で2025年以降に増えたのではないか。

 確かに出荷停止でライズは登録台数を下げたが、2023年の1か月平均は約5420台で、対前年比は78%だった。2024年の1か月平均は4270台で、対前年比は79%だ。

 出荷停止で売れ行きが落ち込んだのは事実だが、1か月平均4000台以上を安定的に販売してきた。しかも前述の通り、2024年7月には出荷を再開したから、2025年には正常に戻っていた。

 2025年の販売台数は5月2位(8867台)、6月2位(1万1216台)と躍進。2025年8月以降は3位をキープ。2026年に入り、1月5位(1万646台)、2月4位(8726台)、3月3位(9239台)とモデル末期なのにも関わらず、ここまで人気が継続している(自販連の通称名別販売ランキング)。

 やはりライズは商品力によるところが大きい。最も注目されるのはボディサイズだ。全長は3995mm、全幅は1695mmに収まり、5ナンバー車になる。

 ちなみに5ナンバーサイズのSUVは、ライズと姉妹車のダイハツロッキー、スズキのクロスビーとジムニーシエラ&ノマドのみだ。ヤリスクロス、カローラクロス、日産キックス、マツダCX-3などは、全長は短くても全幅が1700mmを超えて3ナンバー車になる。「5ナンバーサイズのSUVに乗りたい」と考えるユーザーにとって、ライズは貴重な選択肢だ。

 また外観が水平基調のデザインだから、ボンネットが少し見えて、ボディの先端や全幅も分かりやすい。側方や後方の視界も優れ、縦列駐車や車庫入れをしやすい。最小回転半径は4.9~5.0mだから、小回りの利きも良好だ。

 その一方でグリルのサイズが大きなフロントマスクなど、ボディはコンパクトで運転しやすくても外観の存在感は強い。RAV4に似た野性味のあるアウトドア感覚も備える。SUVにはカッコ良さも求められ、ライズではそのニーズも満足させられる。

次ページは : ライズのおススメグレードは?

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

2028年デビュー!! NEWカローラクロス登場『ベストカー5月10日号発売!』

2028年デビュー!! NEWカローラクロス登場『ベストカー5月10日号発売!』

ベストカー5.10号 定価 590円 (税込み)  各地であれだけ満開だった桜も、徐々に葉…